日本電気(株)は17日、インターネット総合サービス“BIGLOBE”のマーケティングリサーチサービス“DR1(Digital Research1)”を利用したインターネットの視聴動向と関連する生活環境のアンケート調査の結果を発表した。調査は10月24日から29日まで実施したもので、回答者数は991。
それによると、5割強の利用者が、テレビを見て興味がある内容をその場でインターネットにアクセスして調べたことがあるほか、7割以上が動画コンテンツの視聴経験があるなど、ブロードバンド環境が個人の生活に浸透していることが分かったという。
テレビで見たグルメ番組や旅番組などの詳細情報、プレゼントや限定情報などを確認するほか、バラエティーやドラマなどの番組内容の閲覧が多い反面、インターネットで見た情報からテレビを視聴した経験があるユーザーは2割程度。自宅では、テレビとパソコンを同じ部屋で利用することが多く、リビングでインターネットを利用するユーザーの93.7%はテレビもリビングで見ている。
動画コンテンツについては、72.6%が視聴した経験を持っており、内容は、映画/予告編が65.4%、ニュースが43.4%、音楽/プロモーションビデオが43.4%。今後視聴したい動画コンテンツは、映画/全編が39.3%、音楽/ライブが36.9%、ニュースが34.3%。特に50代の男女では、観光地紹介の要望が多く、男性で46.1%、女性で46.9%になったとしている。