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日立プリンティングソリューションズ、プリンターからソリューションまで提供する“Prinfina”ブランドを発表

2003年12月16日 00時00分更新

文● 編集部

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日立プリンティングソリューションズ(株)は16日、ハードウェアからサービス、ソリューションまでを一貫して提供する統一ブランドとして“Prinfina(プリンフィナ)”を発表した。同社では、プリンター製品をPrinfinaブランドで統一するとともに、関連アプリケーション、環境重視型消耗品の販売、プリンティングシステム構築コンサルテーションなどを提供するという。

これに伴い、消耗品販売/回収サイト“HPRSネット通販センタ”を2004年1月21日に“Prinfina_M@LL(プリンフィナ・モール)”としてリニューアルし、ウェブから使用済消耗品の回収サービスを申し込めるようにするほか、プリンター本体の取り扱いも開始するとしている。

併せて、“Prinfina”ブランドの新カラーページプリンターとして、A3対応の『Prinfina COLOR CX4720』、A3対応の高速タイプ『Prinfina COLOR CX4730』、A4対応の『Prinfina COLOR CX5000』の3製品を発表した。価格は『Prinfina COLOR CX4720』が29万8000円、『Prinfina COLOR CX4730』が44万8000円、『Prinfina COLOR CX5000』が16万8000円。出荷開始は、『Prinfina COLOR CX4720/CX4730』が2004年2月16日、『Prinfina COLOR CX5000』が3月24日。

ロゴマーク“Prinfina”のロゴ

“Prinfina”は、カラー/モノクロページプリンターやインパクトプリンターなどのハードウェア“Hardware & Technology”、ハードをサポートする関連ソフトやアプリケーション“Software & Solution”、環境重視型消耗品ビジネス“Supply & Ecology”、プリンティングシステム構築コンサルテーションやサポート&サービス“Support & Service”の4つの事業カテゴリーで構成されるブランド。“Prinfina”(プリンフィナ)は、“Print(プリント)+Infinity(無限)”+“Fine(高品位)”を組み合わせた造語という。

新プリンター3製品
『Prinfina COLOR CX4720/CX4730』(左)と『Prinfina COLOR CX5000』(右)

『Prinfina COLOR CX4720』(PC-PK4720N)は、A4カラーを毎分23枚、モノクロを毎分29枚プリントできるA3対応機。オフィスでモノクロページプリンターを別に導入しなくても済むようにモノクロ印刷を高速化したほか、A3や長尺紙にも対応させたのが特徴。カセットから厚紙を給紙することも可能。オプションにより、印刷した文書をコピーすると地紋が印刷されるようにする“コピーガードツール”や、印刷データをHDDにいったん格納し、ドライバーソフトで設定したパスワードをプリンターの操作パネルから入力することで印刷を行なう“親展印刷”なども利用できる。印刷解像度は600dpi×9600dpi相当。用紙サイズは封筒/はがきからA3まで。手差しトレイにより幅297×長さ1200mmまでの長尺紙に対応。標準給紙カセットで550枚の給紙が可能。ページ記述言語はESC/P、ESC/Page、201Hと拡張コマンドを採用。フォントは、平成明朝体/平成角ゴシック体/欧文14書体/ANK/OCR-Bを搭載する。インターフェースは双方向パラレル(IEEE 1284準拠)、USB 1.1、10/100BASE-TXを標準装備する。電源はAC100V。本体サイズは幅695×奥行き655×高さ497mm、重量は約82kg。装置寿命は5年または150万枚(連続印刷時)の早いほう。対応OSはWindows日本語版。

『Prinfina COLOR CX4730』(PC-PK4730N)は、A4カラーを毎分31枚、モノクロを毎分36枚プリントできるようにしたA3対応の上位モデル。印刷速度以外の基本仕様は『Prinfina COLOR CX4720』と同等。

『Prinfina COLOR CX5000』(PC-PK5000N)は、A4モノクロを世界最速という毎分31枚でプリントできるA4対応機。カラーは毎分8枚のプリントが行なえる。エラーが発生した際にプリンターのエラー情報を電子メールで通知する機能を搭載しており、エラーの重要度により通知先を個別設定することもできる。また、トナー定着方式をオイルレスにすることで、オイルボトルを不要にしたという。
プリント解像度は1200dpi×600dpi。ページ記述言語には日立独自形式の簡易言語を採用している。標準給紙カセットは250枚。用紙サイズは、はがきからA4まで。インターフェースはUSB 1.1と10/100BASE-TXを装備する。電源はAC100V。本体サイズは幅480×奥行き420×高さ385mm、重量は約30.5kg。装置寿命は5年または12万枚(連続印刷時)の早いほう。対応OSはWindows日本語版とMac OS。

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