イーレッツ(株)は19日、小型静音パソコン“Be Silent(ビーサイレント)シリーズ”に新たにUSB 2.0/IEEE 1394ポートを搭載し、CD-ROMドライブを内蔵できる“CD-ROMドッキングベイ”を増設可能な『Be Silent M』の出荷を2004年1月上旬に開始すると発表した。価格はオープンプライス。編集部による予想実売価格はメモリーとHDD無しモデル(PC-M6000E)が4万5000円前後、メモリー256MB/HDD40GB/CD-ROMドッキングベイ付OS無しモデル(PC-M6000B/2-40E)が8万円前後。同社直販サイトの“イーレッツダイレクト”では19日から受注する。
![]() |
---|
『Be Silent M』本体 |
『Be Silent M』の製品ラインナップ
- PC-M6000E
- メモリー/HDD/OS無し
- 4万5000円前後
- PC-M6000B
- メモリー/HDD無し、CD-ROMドッキングベイ付属(光ドライブはオプション)、OS無し
- 5万円前後
- PC-M6000BA/2-40E
- メモリー256MB/HDD40GB/CD-ROMドッキングベイ+CD-ROMドライブ(読み込み24倍速)、OS無し
- 8万円前後
- PC-M6000/2-40E
- メモリー256MB/HDD40GB、OS無し
- 7万円前後
- PC-M6000BA/2-40W(イーレッツダイレクトでのみ販売)
- メモリー256MB/HDD40GB/Windows XP Professional
- 8万9800円
- PC-M6000BA/2-40R(イーレッツダイレクトでのみ販売)
- メモリー256MB/HDD40GB/Red Hat Linux 9
- 7万9800円
- PC-M/OB(オプションのCD-ROMドッキングベイ)
- 7000円前後
![]() |
---|
『Be Silent M』と“CD-ROMドッキングベイ”をドッキングしたところ |
![]() |
---|
『Be Silent M』背面 |
前モデルの『Be Silent』(PC-S667/2)のCPUは『VIA Eden ESP 6000』(動作周波数は667MHz)を搭載しており動作周波数は下がっているが、同社マネージャーの奥川氏によるとDDR SDRAMメモリーの採用(前モデルはPC133準拠SODIMM)とチップセット内蔵グラフィックス機能の高速化によって、使用上の体感速度は向上しているという。
同社では『Be Silent M』の発売を記念して、26日までに“イーレッツダイレクト”で注文した場合、『PC-M6000E』を3万9800円、『PC-M6000B』を4万4800円、『PC-M6000BA/2-40E』を6万9800円で販売するキャンペーンを行なうとのこと。
