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Ulead DVD MovieWriter Advance

Ulead DVD MovieWriter Advance

2003年12月15日 09時11分更新

文● 望月 安吾

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Ulead DVD MovieWriter Advance

ユーリードシステムズ

1万4800円

「Ulead DVD MovieWriter Advance」
DVD作成ソフト「Ulead DVD MovieWriter Advance」のメイン画面。

MovieWriter 2を初心者向けにバージョンアップ

 「Ulead DVD MovieWriter」といえば、

  1. ウィザードによる操作が簡単
  2. 使いやすいCMカット機能
  3. 素材のMPEGファイルが適切にエンコードしてあれば再エンコードなしで高速にオーサリングが可能
  4. メニューなしのDVDタイトルの作成に対応

などの特徴で中上級者から支持されている“通好み”のDVDオーサリングソフトだ。

DigiOnAuthor2 for DVD/neoDVDplus 4.0/DVD MovieWriter 2.0
最新DVDオーサリングソフト3製品 デジオン/長瀬産業/ユーリードシステムズ「DigiOnAuthor2 for DVD/neoDVDplus 4.0/DVD MovieWriter 2.0」レビュー。写真をクリックすると当該レビュー記事に移動します。

 今回9月12日に発売となった「Ulead DVD MovieWriter Advance」(以下Advance)は、「Ulead DVD MovieWriter 2」(以下MW2)の機能的には上位版となるが、「初心者」をターゲットに、複雑な設定や操作を行う画面はボタンなどで別途開くようにし、基本の操作画面はユーザーが迷わないよう極力簡略なものとしている。また、一部省略された機能もあり、そのため従来バージョンのDVD MovieWrite2も併売となっている。

 初心者向け機能強化の最たるものは、わずか2クリックでDVカメラやTV、VHSなどのアナログデータからDVDメディアへダビングできることだ。DVテープからIEEE1394経由でダビングする場合は、一度テープをスキャンし、作品の長さに合わせてビットレートを設定し、再度先頭からキャプチャ/MPEGエンコードを行い、そのままディスクへ書き込む。以上がすべて自動で実行される。メディアがDVD+RWの場合は、DVD+VR形式でダイレクトに書き込みが行われるので作成時間を短縮できる。



起動時の表示画面
画面1 起動時に表示される画面。「ディスクの作成」ではオーソドックスな編集操作を行う。「簡単ダビング」を選択すると画面2が開く。「ディスクの再編集」では、DVD+RWドライブに記録した内容をHDDにコピーすることなく直接編集が可能。「ディスクのコピー」ではDVDやHDD上に保存したイメージファイルを元にほかのDVDメディアにコピーを行う。

 編集機能においては、トランジション効果の利用が可能になり、ビデオ映像の上に直接テキストを表示させることや、オリジナルのオーディオトラックとのミキシングもできるようになった。MW2でオプション扱いだったDolby-Digital Audio AC-3コーデックも標準搭載となり、メニューのテンプレートも20種類ほど増えて81種類を装備する。

「ダビング開始」ボタンを押すだけ
画面2 「ダビング開始」ボタンを押すだけで、DVカメラからの動画取り込みからDVDメディアへの書き込みが全自動で行われる。

 もちろんMW2からあった、DVD-RW/DVD-RAMからのVRビデオのリッピングや、静止画スライドショーの作成、モーションメニュー作成などの特徴も健在だ。さらに、静止画スライドショーでは99枚までの制限がなくなり、モーションメニューではWindows PCでは初となるリアルタイムプレビューが可能になるなど、より凝ったDVDムービーが作れるようになっているのも魅力的だ。

 一方でMW2にあってAdvanceにないものは、

  • DVD-RAMへの書き込み機能
  • ビデオフォーマット変換ツール
  • ランタイムプレーヤ書き込み機能
  • ディスクレーベル印刷ソフト

の4つだ。特にDVD-RAMへの書き込み機能は、PC上でDVD-RAMを取り扱うソフトがきわめて数少ない中では貴重なものといえる。これが削除されたのはAV用DVD-RAMレコーダのユーザーにとっては残念なことだ。


 Advanceは、MW2よりユーザー層を広げるため、ユーザーをとまどわせない、迷わせない、ビギナーにフォーカスした操作性が大きな特徴となっているが、前でも述べたようにオーサリング機能の本質に目を向ければ、実質上はMovieWriter2.5にあたる製品となっている。これから初めてDVDオーサリングソフトを購入しようという人には間違いなくAdvanceがお勧めできるが、従来のMW2のユーザーに対してもAdvance相当の機能強化をした真のバージョンアップ版も提供してほしいところだ。

Ulead DVD MovieWriter Advanceの主なスペック
製品名 Ulead DVD MovieWriter Advance
CPU PentiumIII-500MHz以上(700MHz以上を推奨)
メモリ 128MB以上(256MB以上を推奨)
HDD 空き容量150MB以上(インストール時)
対応OS Windows 98 SE/Me/2000/XP
入力フォーマット:動画 MPEG-1、MPEG-2、AVI、QuickTime、VOB、DAT
入力フォーマット:静止画 BMP、GIF、JPG、JP2、JPC、PNG、TGA、TIF
入力フォーマット:音声 MPEG audio、MP3、WAV
出力フォーマット:ディスク DVD、VCD、SVCD
出力フォーマット:音声 LPCM、MPEG audio、Dolby Digital Audio AC-3(2ch)

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