「Mobile Athlon XP-M 2400+」と思われる“Barton”コアを搭載したモデル |
“Barton”コアを搭載したという「Mobile Athlon XP 2400+」と「Mobile Athlon XP 2500+」のバルク版が登場した。AMDではこれらのCPUを“Mobile Athlon XP-M”と呼んでいるが、今回のように“Barton”コアを搭載した製品が国内で単品販売されるのは、おそらくはじめてとなる。
OPNは“AXMH2400FQQ4C”となり、Vcore電圧が1.45V(Q)、最大温度が100℃(Q)、2次キャッシュが512KB(4)、FSBが266MHz(C)であることがわかる | もちろんSocket Aとなるが、Athlonシリーズのネックとなっている発熱を抑えた45Wの低消費電力版ということで人気 |
Athlonシリーズのネックとなっている発熱を抑えた45Wの低消費電力版ということで、販売しているUSER'S SIDE本店では早くも“2500+”モデルは完売という状況だ。そこで、もうひとつの“2400+”モデルを見てみることにする。
OPNは“AXMH2400FQQ4C”となり、Vcore電圧が1.45V(Q)、最大温度が100℃(Q)、2次キャッシュが512KB(4)、FSBが266MHz(C)であることがわかる。ただしOPNコードの“AXMH”については同社の資料に見当たらないために断言はできない。おそらくはその他の仕様などから判断すると、“Barton”コアを搭載した“Mobile Athlon XP-M”を表すコードと思われるが、詳細は不明だ(ちなみにMobile Athlon XPのOPNコードはAXMS/AXMD/AXDHとなる)。
販売しているUSER'S SIDE本店では早くも“2500+”モデルは完売という状況。13日夕方の時点で“2400+”モデルの在庫もそれほどない |
基本的にメーカー製ノートPCなどに採用される場合がほとんどのため、今回のように単体で販売される例はめずらしい。残念ながら在庫のほうは、13日夕方の時点で“2400+”モデルのみとなっているが、低消費電力でハイパフォーマンスなAthlonを探しているユーザーにとっては、興味深い製品といえるだろう。価格は“2400+”が1万2800円となっているほか、完売した“2500+”が1万3800円となっている。
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