SuperFlower「SF-400TS」 | 資料ポップ |
現在ATX電源の売れ筋といえば、各社から続々と発売されている12cm角ファンを搭載する製品。だがそれを超える14cm角ファンを搭載する電源が年明け早々の1月上旬に発売予定となっている。製造元は台湾SuperFlower、国内代理店はZaward。容量は現在のところ400Wと450Wが予定されており、型番はそれぞれ「SF-400TS」、「SF-450TS」。
このとおり、ATX電源のサイズぎりぎりのファンであることがわかる | 背面のLEDにより、動作状態の確認が可能 |
規格で決められているATX12V電源のサイズは150(W)×140(D)×86(H)mm。よって14cm角ファンはATX電源に収まる上限のサイズということになる。ファンは一般的な12cm角ファン搭載製品と同様、ケースに取り付けるとCPUクーラーの上にあたる位置となっており、背面ファンはない。その代わりにメッシュ状の背面デザインで開口面積を大きく取るという流行のスタイルを踏襲している。
また本体背面に設けられたスイッチにより、ファンの回転速度を“Low”“High”“Auto”の3段階に設定することが可能。回転数等のスペックの詳細は不明だが、“Auto”モードの際は温度と負荷に応じて回転数が可変し、“Low”モードの際の騒音値は21dBとのこと。その上シャットダウン直後にPC本体内に残る熱をも排出するため、シャットダウン後も約5分間、300rpmという最小回転数でファンを駆動させ続けるようになっている。
前述したように発売日は来年1月上旬、価格は未定だが400Wモデルで1万円程度になるだろう、とのこと。
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