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Mebius PC-SV1-4CD

Mebius PC-SV1-4CD

2003年12月10日 08時14分更新

文● 伊藤 裕也

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パソコンとしてのスペックは優秀
映画を見るならACアダプタで

ヒンジのスピーカ 底面のウーファ
写真8 本体両サイドには出力1.5Wのスピーカを搭載。部屋で楽しむ程度の音量なら、余裕を持って対応可能だ。写真9 本体底面には重低音を担当するウーファも搭載している。出力は3Wで、これにより映画の視聴時に迫力ある音声を楽しめる。

 基本スペックは、CPUがAMDのモバイルAthlon XP-M 1800+でメモリは256MBを標準搭載。本体にはPC2100対応DDR SDRAMを追加するソケットが1つあり、メモリモジュールの追加により最大768MBまで追加できる。HDDは40GBで、光メディアドライブはCD-R/RW&DVD-ROM対応コンボドライブを搭載。液晶パネルは15インチXGA表示の高輝度ピュアクリーン液晶だ。

付属ACアダプタ
写真10 付属のACアダプタ。

 一方バッテリはリチウムイオンバッテリで、通常の使用では1.8時間ほど持つという。そこでINSTANT PLAYでリビングや庭先でDVD-Videoを視聴するようなケースを想定し、INSTANT PLAY使用時の連続駆動時間を確認してみた。その結果、TVの視聴では1.5時間ほど、DVD-Videoの視聴も1.4時間ほど使用できた。ただし、標準状態ではDVDの視聴で1時間を過ぎたあたりからバッテリの残量低下を示す警告アラームが鳴ってしまうため、快適に視聴できるのは1時間程度と考えたほうがいいだろう。映画の視聴には厳しいが、庭先や普段ACアダプタを置かないリビングルームに移動してTV番組やDVD-Videoを楽しむことは十分可能だ。

 価格は16万4800円。この価格帯でTVチューナを内蔵しているPCもあるにはあるが、PC-SV1-4CDは独自のINSTANT PLAYによりTVやDVD-Videoの視聴を家電感覚で手軽に実行できる。これは大きなアドバンテージといえよう。また、AV機能を重視しているだけあり、ノートPCながらサウンド機能は出力1.5Wの高品質スピーカ×2と出力3Wのウーファーの組み合わせで迫力ある重低音を楽しめるようになっている。


 AVの世界を気軽に身近に、そして本格的に楽しみたい人にとって、PC-SV1-4CDは魅力ある選択肢のひとつとなるはずだ。

購入はこちらから!
「PC-SV1-4CD」の購入情報はこちらから。ロゴをクリックすると“SHARP PC ONLiNE”の当該商品ページに移動します。
PC-SV1-4CDの主なスペック
製品名 PC-SV1-4CD
CPU モバイルAthlon XP-M 1800+
チップセット ProSavage DDR KN266
メモリ DDR SDRAM 256MB(最大768MB)
グラフィックス チップセット内蔵
液晶 15インチピュアクリーンTFT/1024×768ドット(1677万色)
HDD 約40GB
FDD 別売(外付け)
光メディアドライブ CD-R/RW&DVD-ROM対応コンボドライブ
拡張スロット PCカードTypeII×1、SDメモリーカードスロット、メモリースティックスロット(メモリースティックPRO対応、高速転送/マジックゲートには非対応)
通信 Ethernet(10/100Base-TX)、56kbpsモデム
インターフェイス USB 2.0×4、IEEE 1394×1、アナログRGB出力、TVアンテナ入力、ビデオ入出力、オーディオ入出力
バッテリ駆動時間 約1.8時間
サイズ 326(W)×290(D)×36.8~48.5(H)mm
重量 約3.5kg
OS Windows XP Home Edition SP1a

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