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センドメール、スパム対策ソリューション『Sendmail Mailstream Anti-spam Solution 2.0』を発売

2003年12月09日 00時00分更新

文● 編集部

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センドメール(株)は9日、メールフィルタリングソフト『Sendmail Intelligent Inbox(インテリジェントインボックス)』と、スパムメール対策ソフト『Sendmail Mailstream Anti-spam Solution 2.0(メールストリーム・アンシスパムソリューション)』の2製品を発表した。価格はオープン。同日付けで販売と出荷を開始する。

『Sendmail Intelligent Inbox』は、サーバー向けのフィルタリングソフト。ハイパフォーマンスエンジン(Sieveエンジン)を搭載しており、メールボックスに配信される前にフィルタリングが行なえるだけでなく、エンドユーザー宛てのメールにも詳細な設定を行なえるのが特徴。送信者/宛先/件名/サイズ/時間などの条件により、保存/転送/通知/削除/自動返信などの処理を設定できるという。

『Sendmail Mailstream Anti-spam Solution 2.0』は、メール配送エンジン『Sendmail Switch』をベースにしたもので、システムレベル制御(Sendmail Switch/FlowControl Filter)、スパム検索エンジン(Anti-Spam Filter)、ユーザー制御フィルター(Sendmail Intelligent Inbox)の3階層で構成されるソリューション。最初に『FlowControl Filter』を利用し、メールゲートウェイで送受信したメール流量の監視とコントロールを行ない、スパムメールやDoS(サービス停止)攻撃に対応。次に、パターンマッチングエンジンを搭載した『Anti-Spam Filter』でスパムかどうかを判定し格付けを行なう。最後に、その格付けを基に、『Sendmail Intelligent Inbox』で受信拒否/隔離などのアクションを設定する。

対応OSは、Red Hat Linux、SuSE Linux(United Linux)、LINUX、Solaris。対応ウェブブラウザーは、Microsoft Internet Explorer 5.5以上、Netscape Navigator 4.7以上、Netscape 6.2以上。

同社では、ISP/企業/大学/自治体などに向けて、初年度3億円(Sendmail Intelligent Inboxで1億円、Sendmail Mailstream Anti-spam Solution 2.0で2億円)の販売を見込んでいるという。

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