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サン・マイクロシステムズ、通信事業者向けサーバー『Netra 240』を発表

2003年12月09日 22時33分更新

文● 編集部

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サン・マイクロシステムズ(株)は9日、通信事業者向けのサーバー製品群“Netra”ファミリーの新製品として、UltraSPARC IIIi-1.28GHzを搭載した『Netra 240』の販売を開始すると発表した。価格は113万3000円から。出荷開始は2004年1月中旬の予定。

『Netra 240』
『Netra 240』

『Netra 240』は、IP電話(VoIP)や音声、電子メールなどを総合的に扱う統合メッセージングサービスを始めとする各種通信サービス向けのサーバー。同製品は、5月に発表したUltraSPARC IIIi搭載サーバー『Sun Fire V240』をベースに、通信事業者向けに最適化したラックマウント型サーバー。本体の高さはV240と同じだが、奥行きを約50cmに13.5cm短くすることで、通信装置で標準的な奥行きが約60cm前後の専用ラックに対応させたのが特徴。通信事業者で利用されている複数の規格のラック幅に対応させるためのオプションも用意する。DC電源や耐久性など、米Telcordia Technologies(テルコーディア・テクノロジーズ)社の“NEBS(Network Equipment Building System) Level 3”(※1)の認定を取得しているという。対応OSはSolaris 8/9。本体サイズは幅442×奥行き483×高さ87.4mm、重量は18.6kg。電源はDC-48/-60V。

※1 NEBSは、電気通信事業者が通信機器を購入する際の指標として、機器の安定稼働を阻害する原因となる物理的、電気的、電磁的、機械的および環境的な要因に対する耐性を評価、認定する米Telcordia Technologies社のプログラム。

価格は、UltraSPARC IIIi-1.28GHz(1MBキャッシュ)×1、1GBのメモリー(PC2100/ECC対応)、73.4GBのHDD(Ultra3 SCSI、毎分1万5000回転)、DC電源×2、ラックマウントキット、Gigabit Ethernet(1000/100/10BASE-T×4)、Solaris 8 HW 7/03プレインストールの場合が113万3000円で、UltraSPARC IIIi-1.28GHz×2、2GBのメモリー、73.4GBのHDD×2に拡張した場合は159万9000円。

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