マイクロソフト(株)は8日、ハイテク犯罪の防止や解決に向けた活動の一環として、全国の都道府県警察からの問い合わせに対応する専用窓口を同日付けで開設すると発表した。
これは、2003年上半期のハイテク犯罪の検挙数が532件で、前年同期比で約9%(44件)増加しており、ハイテク犯罪などに関する相談受理件数も前年同期の約2.1倍(1万9097件)に増加していることを受けて設置するもの。警察対応窓口では、オークションサイトや著作権侵害行為、コンピューターウイルスなどのネットワーク上の不正行為に対する捜査協力だけでなく、同社の製品やサービスの使用方法、IT用語に関する質問まで受け付けるという。
