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SCN、オンラインジュークボックス“Wonder Juke”の本格サービスを開始

2003年12月08日 22時00分更新

文● 編集部

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ソニーコミュニケーションネットワーク(株)は8日、ブロードバンドを利用したオンラインジュークボックスサービス“Wonder Juke”の提供を本格的に開始すると発表した。これは、7月からβ版のサービスを提供していたもので、18日に1万曲の提供を開始するほか、22日に“Wonder Juke Classic”として、クラシック約1000曲の提供を開始する。

“Wonder Juke”は、楽曲をストリーミング配信するサービス。メインコンテンツとして、コンピレーションチャンネル“RADIO”、楽曲をジャンル/アーティスト/曲名などで検索でき、自分だけの音楽カタログ(マイライブラリ)を作成できる“JUKE”、オンラインマガジン“MAGAZINE”の3を用意する。放送するジャンルは、パンク/オルタナティブ、ロック/ポップ、ラップ/ヒップホップ、R&B/ソウル/ブルース、テクノ/ダンス、ジャズ/フュージョン、フォーク/カントリー、ヴォーカル、レゲエ、ブラジル、ワールド、ニューエイジ/イージーリスニング、サウンドトラックの13ジャンル。

“RADIO”では、英国放送協会“BBC”が過去に放送した一流アーティストのライブコンサートを放送する“BBCヴィンテージライヴ!”を18日に開始する。当初は10コンサートから約100曲を放送し、以後、毎月10~15コンサートを追加する予定。ラインアップは、“Led Zeppelin”(1971年4月1日録音/BBC Paris Theatre/London)、“Fleetwood Mac”(1970年4月12日録音/BBC Paris Theatre)など。そのほか、イギリスのインディーズ連合“AIM”から約5000曲、ドイツ/スウェーデン/デンマークを中心とした“IMPALA”から約500曲、ブラジルのレーベル“ABMI”から約2000曲、ジャズとフュージョンの音源は“Dreyfus Jazz”と“VideoArts Music”から約2500曲が提供される。

22日に開始する“Wonder Juke Classic”では、NAXOS(ナクソス)コレクション、管弦楽曲(交響曲)、協奏曲、室内楽曲、器楽曲、オペラ、声楽曲、映画音楽、音楽史、その他、作曲家別の11ジャンルで楽曲を提供する。東京フィルハーモニー交響楽団定期演奏会のコンサート楽曲を中心に配信し、当初は15コンサート約50曲を提供する予定。ラインアップは、“ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調作品67「運命」”(チョン・ミョンフン指揮、2002年9月録音)ほか。また、NAXOS(ナクソス)コレクションでは、約100タイトル(1000曲)から提供を開始し、2004年1月以降、毎月100タイトル(1000曲)を追加するとしている。

視聴には(株)ゼンが開発した『Wonder Jukeプレーヤー』を利用し、配信速度は128kbps。対応OSはWindows 98/Me/2000/XPで、Windows Media Player 7.1以降、Flash Player 6以降、Internet Explorer5.01以降が必要。ADSL/FTTHなどのブロードバンド環境も必要となる。

料金は、“Wonder Juke”が月額880円(So-net接続会員は月額480円)で、2004年1月1日から有料サービスとなる。“Wonder Juke Classic”も料金は同じで、2004年2月1日から有料サービスとなる。

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