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クラムワークス、CD-ROMから起動するLinuxベースのウェブブラウザーソフト『DEEPON』を発売

2003年12月08日 17時28分更新

文● 編集部

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(有)クラムワークスは8日、CD-ROMから起動し、RAMディスク上で動作するLinuxベースのウェブブラウザーソフト『DEEPON(ディーポン)』の販売を9日に開始すると発表した。価格は4800円。同社のウェブサイトでも販売する。

8cm CD-ROMで起動
8cmのCD-ROMから起動する『DEEPON』

『DEEPON』は、Linuxカーネル(Linux 2.4.20)、ウィンドウシステム『XFree86 4.3.0.1』、レンダリングエンジン(Gecko)を搭載したウェブブラウザー『SkipStone 0.8.4』(カスタム版)などを収録したCD-ROM(8cm)。CD-ROMから起動する際に、全システムファイルをRAMディスクに読み込み、HDDやCD/DVDドライブを停止させたうえで、ウェブブラウザーを起動する。パソコンからHDDを取り外さずに、ディスクの回転音やアクセス音のない“疑似ディスクレス環境”にできるのが特徴。システム設定とユーザー環境は、USB接続のフラッシュメモリーか、PCカードスロットに装着したコンパクトフラッシュに保存できる。ブラウザーのほか、PDFビューワー『Xpdf』や、Windowsリモートデスクトップクライアント『rdesktop』、ローマ字かな漢字変換入力『Canna』『kinput2』などのソフトも収録されている。

画面イメージ
『DEEPON』の画面

対応機種は、Pentium-100MHz以上と80MB以上のメモリーを搭載し、CDブートに対応したATAPI互換のCDドライブを搭載したPC/AT互換機。フラッシュメモリー/コンパクトフラッシュに設定や環境を保存する場合は約4MBの空き容量が必要。

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