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リコー、A0判対応の複合機『imagio Wide 6020 モデル75』など2モデルを発売

2003年11月27日 00時00分更新

文● 編集部

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(株)リコーは27日、A0判(新聞見開きの2倍のサイズ)に対応したデジタル複写機『imagio Wide 6020』と、ネットワーク対応のプロッターとスキャナーの機能を搭載したデジタル複合機『imagio Wide 6020 モデル75』の2モデルを発売すると発表した。価格は、imagio Wide 6020が120万円、同モデル75が205万円。

『imagio Wide 6020 モデル75』
『imagio Wide 6020 モデル75』

『imagio Wide 6020』は、2000年に発表したA1対応デジタル複写機『imagio Wide 5040』の後継機で、一般オフィス向けのプリンターやスキャナーの汎用部品を採用してA0判対応の書き込み/読み込みユニットを開発することで、価格を198万円から120万円に低価格化を図ったのが特徴。コピーの解像度は600dpi(読み込み/書き込みとも)。コピー速度は、A0判を毎分2枚、A1判(横)が毎分4枚。ファーストコピータイムはA0判で32秒、A1判(横)が22秒。連続複写は20枚まで。拡大縮小は25~400%。APS(自動用紙選択)回転機能を搭載しており、原稿と同じサイズの用紙が違う方向でセットされている場合は90度回転してコピーできる。標準は手差し給紙。オプションとして、1段ロール給紙テーブル、2段ロール給紙テーブル、A3カット紙対応の給紙カセットも用意しており、最大で4ウェイ給紙が可能。本体サイズは幅1080×奥行き637×高さ580mm、重量は105kg。電源はAC100Vで、消費電力は最大1.5kW。導入時に、保守サービス契約として、定期保守サービスを含む“パフォーマンス契約”か、故障した場合に修理や感光体/部品などの交換を行なう“スポット契約”のどちらかを選択できる。

ネットワーク対応のプロッターやスキャナーの機能を追加することも可能で、機能拡張オプションとして、『imagio プリンターユニットタイプW3』(30万円)と『imgio スキャナーユニットタイプW3』(10万円)を用意する。プロッター機能は、同社のプリンター記述言語RPDLのほか、HP-GLやHP-GL/2などの標準言語に対応したRP-GLやRP-GL/2に対応。イメージファイル(TIFFファイル)のダイレクト出力が行なえるRTIFFモードも搭載する。インターフェースは10/100BASE-TXとパラレル(IEEE 1284準拠)を装備する。対応OSはWindows 95/98/Me/NT 4.0/2000/XP、Windows Server 2003。スキャナー機能は、解像度が150~1200dpi(2値)で、読み取り領域が最大914×3600mm。連続スキャン速度はA1判(横)で毎分4枚。インターフェースは10/100BASE-TX。

『imagio Wide 6020 モデル75』は、ネットワーク対応のプロッター/スキャナー機能を標準搭載し、2段ロール給紙と、A3カット紙の給紙に対応した上位モデル。本体サイズは幅1080×奥行き637×高さ1280mm、重量は188kg。

併せて、既存のA0対応モデル『imagio Wide 8100』『imagio Wide 7040』用の機能拡張オプションとして、『imagio Wide プリンターユニット タイプA0e』(75万円)と、『imagio Wide スキャナーユニット タイプA0e』(25万円)を12月19日に発売する。

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