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アイ・オー、“SDIO Now!”対応GPSレシーバー『SDGPS』と1000BASE-T&USB 2.0&IEEE 1394コンボカード『1394US2G-PCI』を発売

2003年11月25日 00時00分更新

文● 編集部

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(株)アイ・オー・データ機器は25日、“SDIO Now!”に対応したGPSレシーバー『SDGPS』と、Gigabit Ethernetポート(1000BASE-T)を搭載したUSB 2.0&IEEE 1394コンボインターフェースカード『1394US2G-PCI』を発売すると発表した。価格は、『SDGPS』が2万7500円、『1394US2G-PCI』が8700円。ともに12月中旬に出荷の予定。

『SDGPS』
『SDGPS』

『SDGPS』は、アンテナを内蔵したSDIOカード型のGPS(Global Positioning System)レシーバー。米ビースクウエア(BSQUARE)社がライセンス提供を行なっているPocket PCとSDIOデバイスの標準I/O規格“SDIO Now!”に準拠しているほか、米サーフ・テクノロジー(SiRF Technology)社製のGPSエンジンを搭載し、従来製品より衛星電波の受信性能が向上しているのが特徴。受信周波数は1575.42MHz(L1帯C/Aコード)、受信チャンネル数は12、測地系はTOKYO/WGS84(出荷時)。位置精度は10m以下。

アプリケーションソフトとして、Pocket PCでGPSナビが行なえる(株)昭文社の多機能地図ソフト『Pocket Mapple Digital』が付属する。これは付属の地図データベースソフト『Super Mapple Digital Ver.4 for I-O DATA』(収録エリア限定版、対応OSはWindows XP/2000 Professional/Me/98 SE)で作成した地図情報を切り出してPocket PCで利用するためのソフト。現在地を表示したり、向かっている方向を表示したりできるほか、住所/駅名検索、カスタム情報の表示/記入も行なえる。本体サイズは幅30.0×奥行き71.0×高さ13.7mm、重量は約20g。電源はSDカードスロットから供給を受け、消費電力は最大150mA。対応機種は、SDIO Now!ドライバーソフトに対応したWindows CE搭載機種。同社では、iPAQ H1937/H2210/H3950/H3970/H5450/H5550、sigmarion IIIで動作を確認しているという。

『1394US2G-PCI』
『1394US2G-PCI』

『1394US2G-PCI』は、USB 2.0、IEEE 1394、Gigabit Ethernetのインターフェースを搭載したPCIバス用インターフェースカード。USB 2.0/1.1ポート×3(外部2、内部1)、IEEE 1394(6ピン)×ポート×3(外部2 内部1)、1000BASE-Tポート×1(外部1)を装備し、IEEE 1394の12V、USBの5Vのバスパワーの供給にも対応。カードサイズは幅145×高さ97mm(スロットカバー含まず)、重量は約110g。対応機種は、PCIバス(2.1以上)を搭載したPC/AT互換機、PC98-NX。対応OSは、Windows XP/2000 Professional。サポートソフトと電源供給ケーブル、Wake On LANケーブルが付属する。オプションの5インチベイ用フロントアクセスユニット『GV-FRONT』も利用できる。

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