KDDI(株)は20日、ストリーミング&ダウンロード配信サービス“KDDIストリーミングサービス”のオプション機能として、デジタル著作権管理(DRM:Digital Rights Management)機能の提供を21日に開始すると発表した。ライセンスの発行からコンテンツの配信まで一体化したシステムとして提供することで、デジタルコンテンツを暗号化し、著作権保護と認証/課金システムと連携できるという。
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DRM機能の提供イメージ |
DRMシステムは、Windows Media Rights Manager 9シリーズをベースにコンテンツプロバイダー向けに同社が構築したもので、“既存のサイトにKDDIの提供するモジュールを組み込むだけで機密性の高い購入サイトの構築が可能”“コンテンツ再生条件(回数・有効期間)の自由な設定が可能”“KDDIの決済ゲートウェイサービス“PayCounter”との連携により、コンテンツの保護と課金を一体化できる”のが特徴としている。デジタルコンテンツの暗号化も同社が一括して受託可能という。
料金は、初期費用が5万円、ライセンス料が月額20万円(発行ライセンス数が2000未満)から。
