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東京電力、“TEPCOひかり”で集合住宅向けの接続サービス“5GHz無線タイプ”を開始

2003年11月20日 22時56分更新

文● 編集部

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東京電力(株)は20日、FTTHサービス“TEPCOひかり”の新サービスとして、5GHz帯の無線アクセスシステムを利用した集合住宅向けの“5GHz無線タイプ”の提供を12月1日に開始すると発表した。通信速度は上り/下りとも最大30Mbps。同社では、サービス開始に先立ち、同日付けで相談受け付けを“TEPCOひかり”のホームページと電話(TEL.0120-996-881)で開始する。

サービス提供イメージ
サービス提供イメージ

“5GHz無線タイプ”は、独自の制御技術を採用した無線アクセスサービスで、集合住宅近くの電柱などに基地局を設置し、ユーザー宅にアンテナユニット(無線機内蔵型)と室内ユニットを設置することで提供するもの。無線通信規格はIEEE 802.11a準拠で、最大接続端末台数は5台。月額料金は3550円~3700円、モデムレンタル料は500円~600円。

サービス提供開始時の提携ISPは、(株)パワードコムの“POINT”、ニフティ(株)の“@nifty”、日本電気(株)の“BIGLOBE”、(株)朝日ネットの“ASAHIネット”、日本テレコム(株)の“ODN”、武蔵野三鷹ケーブルテレビの“ParkcityNet”、任意団体が運営する“リンククラブ”などで、以後、順次拡大する予定。“POINT”の“光プラン/TEPCOひかり・無線アクセス”の場合、月額料金は、接続料が3550円、アンテナユニットおよび宅内ユニットレンタル料が500円。初期費用は、契約手数料が2000円、取付工事費が1万円。現在サービスを提供しているエリアは、東京23区、武蔵野市、三鷹市、調布市などの一部。

同社では、“5GHz無線タイプ”の提供により、有線の“マンションタイプ”が利用できない場合や、集合住宅で戸別に契約したい場合などでも、無線により“TEPCOひかり”のサービスを利用できるようになるとしている。

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