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パワードコム、DTIと個人向けインターネット事業の統合で検討開始――電話事業はフュージョンと統合を検討

2003年11月18日 22時43分更新

文● 編集部

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(株)パワードコムは18日、個人向けインターネット事業に関して、(株)ドリーム・トレイン・インターネットとの事業統合について検討を開始すると発表した。併せて、電話事業に関して、フュージョン・コミュニケーションズ(株)との統合について検討を開始すると発表した。

個人向けインターネット事業に関する事業統合は、パワードコムの個人向けインターネット事業部門を、分割もしくは営業譲渡によりDTIに継承もしくは譲渡し、平成16年度(2004年度)上期内の事業統合を目指すことを前提に検討するというもの。両社は同日付けで検討開始の基本合意書を締結したという。

電話事業に関する事業統合では、17日付けでパワードコムとフュージョン・コミュニケーションズ両社の社長を主査とした“統合検討委員会”を設置しており、統合した場合の事業性と将来性について分析、検討を行なう。これにより事業性と将来性が見込まれ、事業統合に向けて基本合意した場合は、委員会で統合後の執行運営体制や業務フローなどの検討も行なう予定。委員会では、パワードコムの電話事業部門を分割し、フュージョンへ統合させることでシナジーを極大化し、電話事業の拡大を図ることや、委員会設置から2ヵ月以内の基本合意を目指し、基本合意に至った場合には2004年早期の最終合意と、平成16年度早期の事業統合を目指すことを前提に、検討と協議を進めるとしている。

また、パワードコムでは、これまで“インターネット事業本部”で行なっていた法人向けのインターネット接続サービスの営業を“法人ネットワーク事業本部”に移管する組織変更を20日付けで実施することも発表した。

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