日立グローバルストレージテクノロジーズからUltra320 SCSI HDDの新製品“Ultrastar 15K73”シリーズがデビュー!
2003年11月12日 22時01分更新
Ultra320 SCSIに対応したHGSTの新モデル“Ultrastar 15K73”シリーズが登場 |
先日、Serial ATAに対応した“Deskstar 7K250”のラインナップを全て揃えた日立グローバルストレージテクノロジーズ(以下:HGST)から、今度はUltra320 SCSIに対応した新モデル“Ultrastar 15K73”シリーズが登場した。販売を開始したのはUSER'S SIDE本店で、ラインナップは全4モデルとなっている。
回転数1万5000rpmのUltrastar 15K73 | 価格は80pinタイプと68pinタイプ、どちらも同じだ |
今回登場したのは、80pinで容量73.9GBの「HUS157373EL3800」と80pinで容量36.9GBの「HUS157336EL3800」、さらに68pinで容量73.9GBの「HUS157373EL3600」と68pinで容量36.9GBの「HUS157336EL3600」の計4モデル。主な仕様はインターフェイスがUltra320 SCSI、回転数1万5037rpm、バッファ容量8MB、平均シーク3.9ms(36.9GBモデルは4.2ms)となっている。
価格は80pinタイプと68pinタイプ共通で73.9GBのモデルが7万7800円、36.9GBのモデルが3万6800円。ライバルとなるMaxtorやSeagateからも同様に、Ultra320 SCSIに対応した回転数1万5000rpmのモデルが発売されているが、価格は今回発売されたHGSTの製品が数千円安い。単純に価格差だけで判断するわけにはいかないが、最新のSCSI対応HDDを選択する際の有力な候補となりそうだ。
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