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シャープ、インターネットの新語に対応した英日/日英翻訳支援ソフト『翻訳これ一本 2004』を発売

2003年11月07日 19時39分更新

文● 編集部

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シャープ(株)は7日、インターネットでよく使われる新語を収録した翻訳辞書と、最新の翻訳エンジンを搭載した日英/英日翻訳支援ソフト『翻訳これ一本 2004』を12月5日に発売すると発表した。希望価格は9800円。企業/団体ユーザー向けのライセンス版を同時に発売する。旧版やバンドル版からの優待価格バージョンアップ版もオンラインショッピングサイト“SHARP PC ONLiNE”で販売する。翻訳用の新語辞書を1年に数回ダウンロードできるサービスも従来通り無償で提供するとしている。

製品パッケージ『翻訳これ一本 2004』

『翻訳これ一本 2004』(CE-S90EJ)は、3段階(英英変換→英日翻訳→日日変換)の翻訳処理により自然で分かりやすい文章に翻訳する、独自の翻訳エンジンを搭載するほか、経済/時事/IT関連の新語など4万8000語を含む126万8000語の翻訳辞書を搭載したのが特徴。新機能として、初心者向けに翻訳ソフトの使い方を動画でガイドする“らくらくガイド”を搭載したという。

単語のレベルを設定して単語や連語だけにルビのように訳語を表示したり単語/連語の登録が行なえる“おまかせ訳振り”、作成したい英語の文の意味を日本語で入力すると16万種類の文例から関連する用例を一括検索する“おたすけ英作”のほか、ホームページ翻訳、メール翻訳、Wordの文書をそのまま翻訳する“Word翻訳”、PDFファイルをアドインボタンひとつで翻訳できる“PDF翻訳”などの機能を利用できる。辞書は、(株)大修館書店の『ジーニアス英和辞典』『プログレッシブ和英中辞典』、(株)学習研究社の『英和辞典』『和英辞典』『国語辞典』『漢和辞典』などを搭載する。

英ケンブリッジ大学出版の英英辞典CIDE(Cambridge International Dictionary of English)に収録されている米語発音(約3万語)を聴いて、ネイティブの発音を確認できる“英単語発音機能”や、iアプリ対応携帯電話機を利用する“携帯電話連携”などにも対応する。

対応機種はPentium-133MHz以上(Pentium IIでは300MHz以上)を搭載し、OSにWindows XP/2000/Me/98/NT 4.0を搭載したモデル。対応アプリケーションは、翻訳がInternet Explorer 5.5~6.0、Netscape Navigator 4.0~4.7、英文メールがPOP3準拠、Word翻訳はWord 97/98/2000/2002/2003に、PDF翻訳がAcrobat 4.0/5.0/6.0。対応携帯電話機は503i/iS、504i/iS、N2001/2002、PB210/N2051/P2102Vに対応。最新の対応状況は、同社のFAQのページで順次公開するという。

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