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ニイウスとビックカメラの合弁会社(株)ビックニイウスが7日に設立!企業向けLinuxとオープンソースの裾野拡大

2003年11月06日 23時39分更新

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ニイウス(株)と(株)ビックカメラは、本年6月に両社間で基本合意していた合弁会社(株)ビックニイウスを7日付で設立すると発表した。新会社は、企業向けLinuxとオープンソースの裾野拡大を目的に、沖縄県名護市の国際情報通信・金融特区に開設。ニイウスの技術力とビックカメラの販売力を生かし、来春からe-business事業ならびにデータセンター事業を皮切りに業務を開始する。主な事業内容は以下の通り。

(1)中堅企業向けLinuxソリューションやIAサーバ販売支援事業
中堅企業の顧客に、商品の紹介から見積もりまでを行なうオンライン販売のポータルサイトを開設し、顧客と販売者を結んだLinux販売促進ビジネスを行なう
(2)金融・医療機関向けデータセンター事業
名護市より貸借する本格的免震設備の整ったセンターにおいて、沖縄県情報産業ハイウェイと呼ばれる通信回線を利用し、大型サーバによるデータセンター業務を行なう
(3)Java開発センター事業
今後基幹業務システム等でJavaの伸長が見込まれる中、地元の優秀な人材の雇用促進と継続的な育成を図る。3年後には約200名の体制を計画。
(4)システム運用技術者を育てる研修事業
野村総合研究所と提携し、運用技術者育成のための教育・研修コースを開設

なお、新会社の売上げは、設立3年後に年商約10億円を見込んでいる

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