ファンレス仕様の大型ラジエータ「innovaKonvekt-O-Matic(\19,800)」 |
“GeForce FXシリーズ”や“RADEONシリーズ”などで使用可能という水冷ヘッドやラジエータなどが、USER'S SIDE本店に大量入荷されている。製造元は“innovatek”というドイツの水冷パーツメーカーで、先月お伝えしたGainward製の“GeForce FX 5900 Ultra”搭載水冷式ビデオカードに使用されていた水冷パーツもこのメーカーの製品だ。
Gainward製の“GeForce FX 5900 Ultra”搭載水冷式ビデオカードでも使用されていた「Cool-Matic FX rev.1.0」 | Radeon9700/9800専用水冷ヘッドユニット「Cool-Matic ATI rev.1.0」 |
製品の種類がかなり多いので、ここでは特徴のある製品をいくつかご紹介することにする。
まずは、GeForceFX5800/5900専用水冷ヘッドユニット「Cool-Matic FX rev.1.0(\17,800)」とRadeon9700/9800専用水冷ヘッドユニット「Cool-Matic ATI rev.1.0(\16,800)」の2つ。とくに「Cool-Matic FX rev.1.0」は、Gainward製の“GeForce FX 5900 Ultra”搭載水冷式ビデオカードに装着されていたものと同じもの。全てのベンダのカードに取り付け可能かは不明で、同店によると「どちらの水冷ヘッドも最新の“GeForce FX 5950 Ultra”や“Radeon9800XT”に装着可能かは不明なので、人柱の報告を待っています」とのこと。
CPU用とVGAチップ用水冷ヘッド。先日発売されたもうひとつのドイツ水冷メーカー“Aqua Computer”の製品のように派手さはないが、実直な印象を受ける本格志向の製品だ |
水冷ヘッドは、ほかにSocket 603/604用の「innovaFlatFlow XEON(\14,800)」やVGAチップ用の「innovaGraph-O-Matic rev2.0(\6,980)」などがある。どちらも、先日発売されたもうひとつのドイツ水冷メーカー“Aqua Computer”の製品のように派手さはないが、実直な印象を受ける本格志向の製品だ。
ヒートシンク部分の形状もなかなかユニークだ | 120mmファン1個サイズの「innovaRADI-Single」こちらもGainward製の水冷式ビデオカードに付属していたものと酷似している | |
120mmファン2個サイズの「innovaRADI-Dual(\16,800)」ファンガードは付属しない | ケースに後部に取り付け易い80mmx2サイズの「BlackICE Radiator Micro II」 |
次に紹介するのは、ファンレス仕様の大型ラジエータ「innovaKonvekt-O-Matic(\19,800)」をはじめとするラジエータ4製品。やはり注目は、大型ラジエータ「innovaKonvekt-O-Matic」だが、サイズは写真を見ていただければおわかりのように、かなりのもの。マウントも付属することから、恐らくはケースの上、もしくは側面に固定して利用することを想定したものだろう」ということだが、使い方のバリエーションは豊富にありそうだ。
ほかに120mmファン1個サイズの「innovaRADI-Single(\15,800)」や120mmファン2個サイズの「innovaRADI-Dual(\16,800)」、80mmファン2個サイズの「BlackICE Radiator Micro II(\14,800)」など使用する環境によってさまざまなサイズのラジエータが用意されている。
3枚の羽が回ることで水流の流れが確認できる水流計「Flow-O-Matic 6-11mm」 | フラスコを大きくしたような外部マウント用リザーブタンク「Tank-O-Matic」 | |
innovatek純正冷却液(250ml)「innovaProtect 250ml」は\1,280 | 店内のショーケースにはドイツ水冷2大メーカーの製品がきれいに陳列されている |
ほかにも、3枚の羽が回ることで水流の流れが確認できる水流計「Flow-O-Matic 6-11mm(\3,280)」やフラスコを大きくしたような外部マウント用リザーブタンク「Tank-O-Matic(\9,380)」などユニークな製品も入荷されている。
店内のショーケースには、今回紹介した“innovatek”と先日から販売のはじまっている“Aqua Computer”のドイツ水冷2大メーカーの製品がきれいに陳列されている。興味のある人は是非、寄ってみるとよいだろう。
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