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低価格で機能豊富なSocket 754対応マザーボード2製品がBiostarから発売に

2003年11月05日 23時09分更新

文● 増田

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「K8NHA Pro」
1チップ仕様の“nForce3 150”を搭載する「K8NHA Pro」

 サンプル版の展示を発表前から行うなどSocket 754対応マザーボードとしては早めの発売が期待されていたBiostar製マザーボードだが、本日他社よりかなり遅れてフェイスで販売が始まった。登場したのはチップセットに“nForce3 150”を搭載する「K8NHA Pro」と“K8T800”を搭載する「K8VHA Pro」の2製品だ。



仕様など
豊富なオンボードインターフェイスを備える割には、価格が安めなのがうれしい

 「K8NHA Pro」は1チップ仕様の“nForce3 150”を搭載するATXフォームファクタの製品だ。拡張スロットの数は、AGP×1、PCI×5のほか、無線LAN専用スロットと一体型のCNR×1、さらにATXサイズながらDDR DIMMスロットは2本と少し変わった構成となっている。オンボードインターフェイスは豊富に搭載されており、Realtek“RTL8110S”によるギガビットイーサネット、どちらもVIA製コントローラによるIEEE1394とSerial ATA RAID、さらに6チャンネルサウンドを装備している。
 「K8VHA Pro」にも言えることだが、豊富なオンボードインターフェイスを備える割には、価格が安めなのがうれしいところで、1万3800円で販売中だ。



「K8VHA Pro」 写真2キャプション
“K8T800”搭載の「K8VHA Pro」チップセット以外の基本的な仕様は「K8NHA Pro」と同じようだ

 「K8VHA Pro」は、South Bridgeに“VT8237”を採用する“K8T800”搭載のATXマザーだ。拡張スロットはAGP×1、PCI×5、CNR×1、DIMM×2と前述の「K8NHA Pro」と同じ(無線LAN専用スロットは非搭載)。さらにオンボードインターフェイスもサポートするチップこそ異なるが、ギガビットイーサネット、IEEE1394とSerial ATA RAID(VT8237)さらに6チャンネルサウンドと同じとなっている。こちらの価格は1万2800円となっている。どちらの製品も、機能豊富で安価なSocket 754対応マザーとして覚えておいたほうがよいだろう。



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