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この冬はダラ~リごろ寝ゲーム!? SLS、マットレス型スピーカーシステムを発売

2003年10月30日 19時18分更新

文● 編集部 佐久間康仁

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『ピラマット PM300』を使って無防備にゲームに興じる図
『ピラマット PM300』を使って無防備にゲームに興じる図

(株)セガ・ロジスティクスサービス(SLS)は30日、マットレスとスピーカー/ウーハーを内蔵した枕部分を組み合わせたマットレス型スピーカーシステム『ピラマット PM300』を年内に台数限定で、2004年春に正式販売を開始すると発表した。価格は2万4800円で、ウェブ直販を中心に販売展開するとしている。



『ピラマット PM300』を使ってるところを後ろから見る
『ピラマット PM300』を使ってるところを後ろから見る

ピラマット PM300は、米ピラマット社(Pyramat LLC)が開発、8月に発売した同製品の日本国内における独占契約を今年9月に締結合意したもの。ピラマットは3角形の枕部分(高さ356mm)の左右に出力100Wの同軸スピーカー、枕のほぼ中心部分に50Wのサブウーハーを内蔵し、周囲をウレタンフォームで保護したもの。サブウーハーの振動を枕に伝動して“ボディーソニック”効果も得られる。3分割できるマットレス部分もウレタンフォーム素材で、幅508mm×長さ1727mm(枕部含む)。大人が足を伸ばすとはみ出してしまうが、膝を曲げてリラックスした姿勢でプレイできる。またマットレスを半分折りたたんで重ねることで“チェアタイプ”、マットレスで枕を取り囲むように巻くと“キャリングタイプ”になる。重さは約10kg。

“キャリングタイプ” “キャリングタイプ”を持ち上げたところ
マットレス部分を巻き込んで“キャリングタイプ”にしたところ。取っ手が出て持ちやすい“キャリングタイプ”にして持ち上げたところ。重量は約10kgで、部屋間程度なら持ち歩ける

電源は付属の外部ACアダプター(長さ6m)を使用し、音声入力端子はステレオライン(RCAピン×2)、音声出力端子はステレオライン(RCAピン×2)とヘッドフォンの2系統で、2台目のピラマットを接続する場合にはライン出力を利用すればゲーム/オーディオ機器の出力を分岐する必要はない。左右スピーカー(ヘッドフォン出力)とサブウーハー部分は個別にボリュームコントロールできるが、振動を得るためにはある程度サブウーハーの出力を上げる必要があり、その場合はヘッドフォンをしていても音漏れ(低音出力)がある。

端子部 卵型の有線リモコン
枕部分の背後にある端子部卵型の有線リモコンは、先端部に押し込み式の電源スイッチと、スピーカー/ウーハーのボリュームツマミが2つあるシンプルなもの

本体には有線のリモートコントローラーが付属し、電源のオン/オフとスピーカー/ウーハーのボリュームコントロールが可能。枕の背面にある端子部の下には、TVやゲーム機用のリモコン、CD/DVDなどをしまっておけるポケットが3つ用意されている。

ピラマットを横から見たところ
ピラマットの名前が示すとおり、枕部分は横から見ると3角形でピラミッドを連想させる、ような気もする。カラーバリエーションがあると喜ばれそうだ

同社IT事業部IT機器部 課長の吉田貴弘氏に販売の背景などを聞いたところ、「当初は年明けの販売開始を目指していたが、問い合わせが多かったため、年内に台数限定(100台以上は確保したい)の先行販売を行なうことを決めた。年明けの正式販売モデルでは、要望が多い日本独自仕様を追加するべく検討を進めている。具体的な要望としては

  • 天日に干せるようにしてほしい
  • マットレス部分を切り離したい
  • 専用カバーをつけてほしい
  • 専用キャリングバッグがほしい

などが寄せられている。すべてを盛り込めるわけではないが、ひとつでも多く実現したい」と語った。

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