ASUSTeK「P4R800-VM」 |
“RADEON 9100 IGP”を搭載したマザーボードとしては2製品目となるASUSTeK「P4R800-VM」が本日デビューした。実売価格は1万1770円~1万2800円と、機能の割には安価。果たして同チップを搭載したマザーの本命となるのだろうか?
機能のわりには、大変安価。“RADEON 9100 IGP”搭載マザーの本命となるのだろうか? |
同チップを搭載した製品としては、ご存知の通りSapphire製「AXION 9100IGP」がすでに発売されている。鳴り物入りで登場した“RADEON 9100 IGP”搭載マザーの第一弾製品となったわけだが、いざ販売が始まってみると「いまいち動きがない」というのが各ショップの共通の見解。そんな中登場した今回の「P4R800-VM」は、有力メーカーのASUSTeKが送り出す製品ということもあり、今後の“RADEON 9100 IGP”搭載マザーの売れ行きを占う製品といえる。
チップセットに“RADEON 9100 IGP+IXP 200”を搭載 | Micro ATXでは多めのDIMMスロット4本を装備、最大4GBまで搭載可能だ | |
TV出力機能を使用するには、別売りのS端子/コンポジットを装備したブラケットを購入しなければならない | シリアルポートは装備しないが、こちらは付属のブラケットが用意されている |
主な仕様は、チップセットに“RADEON 9200”相当とも言われる高性能なVGA機能を内蔵するのが特徴の“RADEON 9100 IGP+IXP 200”を搭載。フォームファクタはMicro ATXで、拡張スロットはAGP×1、PCI×3、DDR DIMM×4という構成だ。オンボードインターフェイスはチップセット内蔵のVGA機能のほかは、6チャンネル対応サウンドと10/100Baseイーサネット機能のみとシンプル。ただしTV出力機能を使用するには、別売りのS端子/コンポジットを装備したブラケット「AV/S-CARD(2480円)」を購入しなければならない。先に発売された「AXION 9100IGP」には標準で付いていただけに、少し残念なところだ。ちなみに、背面のブラケット部にシリアルポートは装備しないが、こちらは付属のブラケットが用意されている。
価格はクレバリー1号店で1万1770円、スーパーコムサテライトとコムサテライト3号店で1万1980円、高速電脳で1万2800円(完売)となっているほか、別売りのS端子/コンポジットを装備したブラケット「AV/S-CARD」はコムサテライト3号店で2480円で販売しているのが、確認できた。同マザーは明日以降に本格流通が始まるようで、週末には多数のショップで販売されると思われる。
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