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カシオ計算機、光学3倍ズームを搭載した400万画素デジタルカメラ『EXILIM ZOOM EX-Z4』を発売

2003年10月23日 18時17分更新

文● 編集部

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カシオ計算機(株)は23日、ズームレンズを搭載したカードタイプの薄型デジタルカメラ“EXILIM ZOOM”の新製品として、3倍ズームレンズと有効400万画素CCDを搭載した『EXILIM ZOOM EX-Z4』を発売すると発表した。本体カラーが“シルバー”“スパークルレッド”“アーバンネイビー”の3モデルをラインアップする。シルバーを11月7日に、それ以外を12月上旬に発売する。価格はオープン。編集部による予想販売価格は5万円前後。

シルバー
『EXILIM ZOOM EX-Z4』(シルバー)

『EXILIM ZOOM EX-Z4』は、1月に発表した有効320万画素CCD搭載デジタルカメラ『EXILIM ZOOM EX-Z3』の後継機種で、CCDを有効400万(総423万)画素に増やし、起動時間を約1.6秒に高速化したほか、ピント合わせの必要がない“パンフォーカスモード”や、ボイスレコード機能などを新たに搭載したのが特徴。光学3倍ズームレンズは非球面レンズを含む5群6枚構成の“smc PENTAX LENS”で、焦点距離はf=5.8~17.4mm(35mmフィルムカメラ換算で約35.0~105.0mm)、F値は2.6~4.8。最短撮影距離は約40cm(接写モードでは6~50cm)。

記録画素数は、静止画が最大2304×1728ドット、動画が320×240ドット(毎秒15フレーム)で、記録形式は、静止画がJPEG(Exif 2.2)/DCF準拠/DPOF対応)、動画がAVI(Motion JPEG)、音声がWAV(毎秒約4KB)。本体に10MBのフラッシュメモリーを内蔵するほか、SDメモリーカード/MMC用のスロットを装備する。シャッタースピードは4秒~1/2000秒。レリーズタイムラグは0.01秒。ISO感度は50/100/200/400/オートで、新開発のノイズリダクション処理を搭載する。撮影したいシーンに合ったサンプル画像を選択すれば露出やホワイトバランスを最適に設定する“ベストショット”や、一度セットすれば3枚連続してセルフタイマー撮影が行なえる“トリプルセルフタイマー”などの機能も搭載する。

スパークルレッド アーバンネイビー
スパークルレッドアーバンネイビー
カラーバリエーション

光学式ファインダーとモニター用の液晶ディスプレーを搭載し、液晶ディスプレーには傷のつきにくいアクリル保護パネル付きの2.0インチTFT(354×240ドット)を採用。インターフェースはUSBクレードル用を装備する。同梱のUSBクレードルにセットして、クレードルのボタンを押すだけでパソコンに画像を自動転送できるようになっている。ExifPrint、PRINT Image MatchingII、USB DIRECT-PRINTにも対応。電源は専用リチウムイオン充電池を内蔵し、連続撮影時間は約1時間30分(約540枚)。ボディーはアルミニウム製で、本体サイズは幅87.0×奥行き23.1×高さ57.0mm(最薄部19.7mm)、重量は約129g。グリップ部にはホログラム処理が施されている。製品パッケージにはACアダプターが同梱される。

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