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ALi製Pentium 4チップセット“ALi M1683+M1653”を搭載したAlbatron製マザーボードが発売!

2003年10月23日 04時24分更新

文● 増田

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South Bridge
ALi製チップセット“ALi M1683+M1653”を搭載

 先週予告した通り、ALi製チップセット“ALi M1683+M1653”を搭載した初のマザーボード「PX848 Like Pro」がAlbatronからデビューした。ALi製チップセットを搭載したマザーは、昨年3月に初登場した同じくPentium 4用チップセット“ALADDiN-P4”以来となる。



「PX848 Like Pro」 チップセット
「PX848 Like Pro」チップセットはNorth Bridgeの“M1683”とSouth Bridgeの“M1653”という組み合わせ

 チップセットはNorth Bridgeの“M1683”とSouth Bridgeの“M1653”という組み合わせで、FSB800MHz、Hyper-Threading、DDR400(シングルチャンネル)、AGP8Xといった現行のPentium 4プラットフォームのスペックに添っている形。今回登場した「PX848 Like Pro」という型番がAlbatronの意識したものかどうかは不明だが、機能的にはIntel製“i848P”に近い製品といえる。ただし“i848P”は、South Bridgeである“ICH5”が標準でSerial ATAをサポートするに対して、今回の“M1653”はサポートしていない。これは先週デビューを飾った“RADEON 9100 IGP(South bridgeは“IXP 150”)”にも言えることだが、近年HDDのSerial ATA化が進んでいる状況では、マイナスポイントとなってしまう。どちらもコストパフォーマンスに優れたチップセットだけに、できるだけ早い対応を望むところだ。



パッケージ
Albatron以外のメーカーで今のところ具体的な発売予定はない

 その他主な仕様は、AGP×1、PCI×5、DDR DIMM×3(最大3GB)という構成にオンボードインターフェイスが6チャンネル対応サウンドと10/100Baseイーサネット機能となる。価格はクレバリー1号店で7777円、OVERTOPで8239円、コムサテライト3号店で8480円となっている。メインマシンのマザーボードに使用するには物足りないが、2台目3台目のマシンに使用するのであれば、悪い選択ではないだろう。



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