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| 外見上はごく普通のUSB 2.0カード。搭載されているコントローラが新世代のものに変更されているのだ。LowProfile対応モデル「USB2-PCIL3」も用意されている。 |
ようやくPCの標準機能となった感があるUSB 2.0だが、少し前のPCを使っていると、USB 2.0ポートが無いことも少なくない。そこで必要なのが、PCIやCardBus用のUSB 2.0カードだ。
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| 写真 新NEC製USB 2.0コントローラの「μPD720101」。ピン数も以前のチップから減っており、省電力化も果たされているという。 |
従来のカードで一般に搭載されていたのが、NEC製コントローラの「μPD720100A」。ただ、チップセット内蔵のUSB 2.0機能と比べると、高速HDDを繋いだ際、若干速度面で落ちるという弱点もあった。そんな中登場したのが、NEC製の新チップ「μPD720101」を搭載した、アイ・オー・データ機器の「USB2-PCI3」だ。最大30％速くなっているとのことで、期待を持ってベンチを取ってみた。すると、ICH4内蔵コントローラにはまだ追いつかないものの、高速化は確認できた。
また、NEC製チップの特徴である、サードパーティ製ドライバとの組み合わせによる、低CPU負荷も相変わらずのメリットだ。
ベンチマークテストの結果
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| グラフ1 HDBENCH |
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| グラフ2 CPU負荷率(HD Tach) |
テスト環境
- CPU
- Pentium 4-2.0AGHz
- マザーボード
- Gigabyte GA-8GE667 Ultra(i845GE)
- メモリ
- 256MB(DDR333)
- HDD(USB 2.0)
- 日立 IC35L120AVV207-0 ＋ラトックシステム RS-U2EC5X
- OS
- Windows XP＋SP1
あえて、旧チップ搭載カードからの買い換えるほどの差でもないが、これからUSB 2.0カードを購入する予定なら、この違いをちょっと気にしたいところだ。
| USB2-PCI3の主なスペック | |
| 製品名 | USB2-PCI3 |
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| 対応OS | Windows 95／98／Me／NT 4.0(SP6以降)／2000／XP Windows 95／NT 4.0では対応製品などに制限あり。詳細は同社Webサイトで確認いただきたい |
| カード長 | 119.9mm |
| USB 2.0ポート | 5ポート(外部4ポート、内部1ポート) |
