「GA-8S661FXM」 |
Gigabyteから初登場となるPentium 4対応チップセット“SiS 661FX”を搭載したマザーボード「GA-8S661FXM」が発売された。なお、先週同社からは“SiS 655FX”を搭載した「GA-8S655FX-L」が発売されている。
初登場となるPentium 4対応チップセット“SiS 661FX”を搭載 | Serial ATAはサポートしない旧型の“963L”を採用している |
“SiS 661FX”は、FSB 800やHyper-Threading、Single Channel DDR400、AGP×8に対応したPentium 4用のチップセットでVGA機能としてDirectX 9に対応したグラフィックコア“Real256E”を統合した製品だ。ただし今回の「GA-8S661FXM」では、組み合わされるSouth Bridgeに最新のSerial ATA RAIDをサポートする“SiS964”ではない旧型の“963L”を採用している。
オンボードインターフェイスはサウンドとイーサネット機能のみとシンプル | 先週同社からは“SiS 655FX”を搭載した「GA-8S655FX-L」が発売されている |
フォームファクタMicro ATXとなる「GA-8S661FXM」の主な仕様はAGP×1、PCI×3、DDR DIMM×2(最大2GBまで)となり、オンボードインターフェイスには内蔵のVGA機能のほかは、どちらもRealtekチップによるサウンドと10/100Baseイーサネット機能となっている。販売しているのはアークで価格は1万480円。“Real256E”グラフィックス性能が気になるところだが、FSB 800対応のPentium 4用マザーボードとしては比較的標準的な価格といえるだろう。
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