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デュアルOpetron初の“K8T800(VT8237)”マザーボード「K8T Master2-FAR」

2003年10月10日 21時46分更新

文● 増田

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「K8T Master2-FAR」
「K8T Master2-FAR」

 デュアルOpetron対応マザーボードとしては初めて“K8T800(VT8237)”を採用した「K8T Master2-FAR」がMSIから登場した。



Serial ATA RAID ギガビット
目立ったオンボードインターフェイスはギガビットイーサネット程度で、シンプルな構成となっている

 同製品は、サーバー/ワークステーション用のCPUであるOpetron対応のデュアルマザーでありながら、オンボードインターフェイスはシンプル。“VT8237”によるSerial ATA RAID(RAID 0/RAID 1)を2ポート、Broadcomチップ“BCM5705KFB”によるギガビットイーサネット、サウンド機能のほか、拡張スロットがAGP×1、PCI×4、DDR DIMM×4という仕様だ。



Cyprum似 CoolerMasterを使用
標準で付属するCPUクーラーはCoolerMaster製の「Cyprum」に似ている。マニュアル記載の取り付け方で使用している写真は「Cyprum」のようだ

 また、パッケージには標準で銅製のCPUクーラーが2つ付属しているが、ヒートシンク部分はCoolerMaster製のCPUクーラー「Cyprum」で採用されているものと酷似している。
 販売しているのは、USER'S SIDE本店で価格は3万4800円。現在販売されているOpetron対応のデュアルマザーの中で、一番安かったRIOWORKS「HDAMB-WO」の実売価格は4万3800~4万6800円(10月8日調べ)となっているため、今回の「K8T Master2-FAR」は、オンボードインターフェイスが少ないとはいえ、Opetron対応のデュアルマザーでは最安値となるのも注目点のひとつだろう。なお、同チップを搭載したOpetron対応マザーボードとしてはシングルOpetron対応の「K8T Master1-FAR」がすでに発売されている。



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