(株)アスキーソリューションズは2日、米REAL Software社のWindows用オブジェクト指向プログラミングツール『REALbasic 5日本語版 for Windows』シリーズを24日に発売すると発表した。価格は、Standard版が1万7000円、Professional版が5万9000円。オンライン販売も行なう。アカデミック版も用意しており、Standard版が1万3000円、Professional版が4万3000円。
『REALbasic 5日本語版 for Windows』 |
『REALbasic 5日本語版 for Windows』は、Mac OS版のプログラム開発環境『REALbasic 5日本語版』をWindowsに対応させたもので、ドラッグ&ドロップで簡単にウィンドウやダイアログのデザインを作成できるのが特徴。30種類以上のパーツを用意しており、完成したプロジェクト(ソースコード)をコンパイルすれば単独のアプリケーションにでき、作成したプロジェクトはコンバートせずにMacintosh版で編集できる。Professional版ではMac OS上で動作するアプリケーションの開発も可能(OS固有の機能を除く)。作成したアプリケーションの配布や商用利用も可能となっている(アカデミック版は除く)。SSLにも対応する。
デバッガー | コードエディター | |
画面イメージ |
Windows版は、ActiveX/COMやレジストリーへのアクセス、Win32 APIコールに対応しているほか、“VBプロジェクトコンバータ”によりVisual BasicプロジェクトをREALbasicフォーマットに自動変換できるようになっている。
対応OSは、Windows 98/NT/2000/Me/XP。作成可能なMac OSアプリケーションの対応OSはMac OS 8.1~9.2、Mac OS X 10.1以降(Classic環境を含む)。対応可能なRDBMSは、4D Server、Dtf、Oracle、OpenBase、PostgreSQL、Valentina、FrontBase、MySQL、Primebase、Sybaseなどで、ODBCに対応。