イー・アクセス(株)は1日、次世代ADSL回線接続サービス“ADSLプラス”の新ラインアップとして、最大通信速度が下り約40Mbps、上り最大1Mbpsの高速ADSLサービス“ADSLプラスQ”の提供を11月5日に開始すると発表した。
“ADSLプラスQ” |
“ADSLプラスQ”(※1)は、下りの周波数帯域の上限を2.2MHzから3.75MHzまで拡張する“クアドスペクトラム”技術を採用し、フレーム処理技術を“s=1/4”から“s=1/8”とすることで、下りの最大速度を高速化したのが特徴。アマチュア無線の干渉対策として、1.81M~2.00MHzと3.50M~3.75MHzの周波数帯におけるDSL伝送方式のスペクトルを-80dBm/Hz以下に低減したうえで、最大速度が約40Mbpsになるという。サービスの利用にはADSLプラスQに対応したモデムが新たに必要になる。
※1 “ADSLプラス(12M)”の約4倍の周波数帯域を利用する技術を利用することから、4倍を意味する“Quad(クアド)”の頭文字のQを付けたという。新サービスは、ODN、DION、@nifty、BIGLOBE、Powered Internet[POINT]などのISPが11月から順次提供を開始する予定。提供エリアは、ADSLプラス/ADSLプラス IIの提供エリアと同じ。