日本アイ・ビー・エム(株)は、中堅企業から大企業まで事業規模を問わず、高性能データセンターを低コストで実現するLinux対応のデータベース・クラスター・ソリューション『IBM DB Integrated Cluster Environment(DB2 ICE)』の提供を24日から開始した。この環境の核となるのはIBM DB2 Universal Database for Linux、IBM Linux Cluster 1350 (xSeries, 325, BladeCenter)。同社では競合製品と比較して約100倍の規模に及ぶ最大1000ノードのクラスター構成まで対応しており、処理能力、可用性、容量の面で、競合のクラスター製品を大きく上回る拡張性を提供するとしている。
DB2 ICEには、以下を組み合わせることが可能。
・DB2 Universal Database、DB2 Universal Database Express Edition(DB2 Express)
・IBM eServer 325(但しサポートOSはSuSE Linux Enterprise Severのみ)、IBM eServer xSeries x335、同x345、同x445、IBM eServer BladeCenter、IBM eServer Cluster 1350(Intel製32ビット・プロセッサーとAMD製64ビットプロセッサーを選択可能)
・United Linux1.0(SuSE Linux Enterprise Sever, Turbolinux Enterprise Sever)、Red Hat Enterprise Linux(オペレーティング・システム)
