ミラクル・リナックス(株)は韓国SecuBrain社、韓国GeneVic社とe-Japan構想ならびに韓国政府のIT化に向けてセキュリティの高いOS環境の構築支援を目指し、OSのセキュリティを強化するための技術提携、共同評価、マーケティングや日韓における相互製品の販売、サポートなどで提携していくことで合意したと発表した。ミラクル・リナックス(株)は、e-Japan構想に向け、政府・官公庁、地方自治体、そして関連インテグレーターを対象として「e-Japanモニタープログラム」を発表するなど、「e-Japan向けLinuxオペレーティングシステム機能強化」を推進しているが、今回の合意は韓国SecuBrain社ならびに韓国GeneVic社の「韓国政府向けシステムセキュリティ環境の強化」というビジョンを統合するもの。戦略提携の主な内容は以下の通り。
・OSのセキュリティを強化するための技術提携、共同評価、マーケティング
●ミラクル・リナックス
「Hizard」ローカリゼーション、日本語環境における品質テスト、「Hizard」と「Oracle」等の他アプリケーションを組み合わせた検証テスト、官公庁・自治体向けに必要なLinux機能の開発とサポート体制確立
●韓国SecuBrain社
「Hizard」の開発、「MIRACLE LINUX」上への「Hizard」移植作業・検証、韓国政府機関向けセキュリティポリシーの策定支援と構築
●韓国GeneVic社
「Hizard」日本ローカリゼーションのための支援
技術共有と相互製品品質向上、ミラクル・リナックスのLinuxサーバOS、オープンソース技術ならびにセキュブレイン、ジェネビックのセキュリティ技術に関する情報共有と両社製品品質向上
・日韓における相互製品の販売およびサポート
●ミラクル・リナックス
・日本国内における「Hizard」の販売
●韓国GeneVic社
・韓国内にける「MIRACLE LINUX」の販売