日本ヒューレット・パッカード(株)は24日、携帯情報端末(PDA)“HP iPAQ Pocket PC(アイパック・ポケット・ピーシー)”の新製品として、『HP iPAQ Pocket PC h2210』を発売すると発表した。同日付けでオンラインストア“HP Directplus”、HP Directplusコールセンター(TEL.03-5304-6777)、販売代理店で販売を開始し、同時に出荷も開始する。価格は3万9800円。
『HP iPAQ Pocket PC h2210』 |
『HP iPAQ Pocket PC h2210』は、本体サイズが幅76×奥行き115×高さ15mmで、SDIO/MMCとCF(Type II)の2つのカードスロットを搭載したPocket PCとしては世界最小としている。重量は144g。CPUはPXA255-400MHz、メモリーは64MBのSDRAM(56MB使用可能)、32MBのNAND型フラッシュROMを搭載する。ディスプレーは可変バックライト付きの3.5インチで、240×320ドット6万5536色表示の半透過型液晶を搭載。インターフェースは、Bluetooth 1.1、Consumer IR/IrDA 1.2準拠の赤外線、クレードル用(22ピン、USB /シリアル対応)を装備する。
OSはWindows Mobile 2003 software for Pocket PCを搭載しており、赤外線インターフェースを利用してテレビ/ビデオなどのユニバーサルリモコンとして利用するためのアプリケーションソフト『Nevo』も内蔵。100以上のメーカーの数100種類のAV機器が登録されており、約20種類のAV機器をコントロール可能という。そのほかイメージビューワーなどが付属する。電源は着脱可能なリチウムイオンバッテリーを利用し、約12時間駆動できる。付属のACアダプターはAC100V~240V対応。USBデスクトップクレードル/チャージャー、チャージャーアダプターなどが同梱される。