アンテナハウス(株)は19日、XSLスタイルシートに対応したXML組版・閲覧ソフトの最新版『Antenna House XSL FormatterV3』を10月1日に発売すると発表した。価格は、サーバーライセンスが90万円(1CPU)、開発用ライセンスが20万円(1CPU)。
XSL Formatterは、XML形式のドキュメントに、“Extensible Stylesheet Language Version1.0”に準拠した印刷仕様のレイアウト“XSL-FO(Formatting Objects)”を指定して組版し、PDF出力するソフト。最新版となる『XSL FormatterV3』では、従来のバージョンから、組版の処理速度を高速化したほか、ウェブグラフィックスフォーマット“SVG(Scalable Vector Graphics)”の埋め込みに対応したのが特徴。
対応OSは、Windows NT 4.0/2000/XP、Windows Server 2003、Solaris 8/9 (SPARC版)、Red Hat Linux 8.0以上、SuSE Linux 8.1。製品には、サーバーライセンスと開発用ライセンスを用意する。開発用ライセンスは、開発作業用サーバーや試験作業用のサーバーで使用するための製品で、実際のサイトの運用には利用できない。