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米ZDNetが日本撤退!!――ソフトバンクと内紛か?

2003年09月18日 22時01分更新

文● 編集部

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ソフトバンク・ジーディーネット(株)は18日、IT系総合情報サイト“ZDNet JAPAN”の名称を2004年1月8日に“ITmedia(アイティメディア)”に変更すると発表した。社名も“ソフトバンク・アイティメディア株式会社”に変更する。

新ロゴ
“ITmedia”のロゴマーク

今回のサービス名称と社名の変更について、「すべてのITユーザー様に向けてより幅広いIT情報をご提供して行く」という同社の方針が、“企業向け情報”に特化してきている米ZDNetの事業方針とずれてきたためと説明している(※1)。米ZDNetは来年以降、ライセンス契約を継続しない模様。ちなみに、新ブランドの“ITmedia”は、ITのすべてを網羅するという決意を表わすとしており、ニュース以外の情報、たとえばショッピングや転職などの情報なども提供するようになるという。

※1 米ZDNetを運営している米CNETネットワークス(CNET Networks)社は、日本語のニュースサイト“CNET Japan”の運営のため、2002年12月に日本法人を設立している。

“ZDNet JAPAN”は、米ZDNetの海外のニュースやコラムがウリのひとつとなっており、それを目当てにアクセスしていたIT関連業界の読者が多かっただけに、今後の方向性や内容がどうなるか気になるところだ。

なお、ソフトバンク・アイティメディアの代表取締役社長は大槻利樹氏、株主はソフトバンク パブリッシング(株)とヤフー(株)、所在地は東京都港区赤坂4-13-13で、ソフトバンク・ジーディーネットから変更はなく、現在、商号の登記変更の手続きを行なっているという。

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