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【WPC EXPO 2003 Vol.2】アイサンテクノロジー、ウェブグループウェア『みんなでオフィス』の新機能と『ハローキティdeねっと』を展示

2003年09月18日 07時03分更新

文● 編集部 栗山博行

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アイサンテクノロジー(株)は、ウェブグループウェア『みんなでオフィス』の新機能と、10月1日から正式サービスを予定する携帯電話対応のグループウェア『ハローキティdeねっと』を出展した。

アイサンテクノロジーブースアイサンテクノロジーブース

『みんなでオフィス』で印紙税を削減!?

“WPC EXPO 2003”で紹介された『みんなでオフィス』の新機能は、ウェブ上のフォームをもとにPDF文書を作成し、権限のあるユーザーがその文章に電子署名を行なって決裁するという“e署名”機能。同社では、企業内の重要文書・稟議書の決裁や、見積書、注文書など商取引の決済文書への展開を考えているという(※1)。新機能の説明を行なうステージでは、印紙代を削減するという明快なメリットを説明していたこともあり、熱心に聞いているユーザーが多かった。

新機能の説明ステージ
新機能の説明ステージ
※1 『電子署名及び認証業務に関する法律』は、本人だけがなしうる電子署名が行なわれている電子文書に押印された文書と同等の法的効力を認めており、『書面の交付等に関する情報通信の技術の利用のための関係法律の整備に関する法律』(IT書面一括法)は、各種の契約書、注文書を電子文書で代替することが可能なように、50の法律をまとめて改正している。
また『印紙税法』下では、紙の文書でないため電子文書は課税対象にならず、契約書を大量にやり取りする業種では書類を電子文書に移行することで、印紙税の大幅な削減が見込めるという(ただし、印刷することで契約の効力を持つ電子文書は、印刷した段階で課税対象になる)。

利用料金は、電子署名(マスターデータ)のサーバー登録料が5万円。登録後は、5万円で1000回分の署名が可能となる。サービス開始は11月を予定。e署名機能は、三菱電機(株)と三菱電機インフォメーションシステムズの電子署名システム『MistyGuard <SignedPDF Server>』によって実現しており、電子署名の機会が多く、『みんなでオフィス』のASPサービスでは負荷が重いといった場合には、企業内システムへの導入サービスも請け負うという。

キティちゃんの待ち受け画面&ぬいぐるみをゲット

『ハローキティdeねっと』は、(株)サンリオの人気キャラクター“キティ ホワイト(キティちゃん)”とその仲間たちを起用したキャラクター物のウェブグループウェア。管理が簡単なASPサービスとして、サークルや子どものいる家庭など、小規模で親密なグループ向けに作られている。グループウェアとしての機能には、イベントなどの打ち合わせを行なう“プロジェクト”、メンバーに一斉に連絡するときに便利な“グループメール”のほか、“スケジュール”や“アドレス帳”など10以上の機能が用意される。(株)エヌ・ティ・ティ・ドコモのiモード端末、ジェイフォン(株)のJ-スカイ端末、ケイディーディーアイ(株)のEZweb端末の3種類の携帯電話に対応するのが特徴だ。利用料金は月額400円。

キティちゃん抽選会
キティちゃん抽選会

ブースでは、手持ちの携帯電話に機械を差し込むと“キティちゃんぬいぐるみ”をゲットできる抽選会が実施されており、授業の一環として会場を訪れたらしい大勢の女子高生にも人気だった。また抽選会では、当たり外れに関係なくキティちゃんの待ち受け画面が手に入る。

キティちゃんぬいぐるみ
キティちゃんぬいぐるみ

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