一斉に7種類登場 |
ECSからマザーボードの新製品が一斉に登場した。その数、何と7種類。うち5種類は以前発売された「Photon PF1」のバリエーションモデルとなる“i865PE/G”搭載製品、1種類が“i848P”搭載製品、そして“KM400”を搭載するMicroATXフォームファクタAthlonマザーが1種類という内訳だ。どこのベンダもチップセツトごとにいくつかのバリエーションモデルを用意するものではあるが、これだけ多くのモデルが同時に登場するというのは珍しいといえよう。
“i865PE”チップセットの最上位モデル「Photon PF1 Deluxe」 | 3Com製のギガビットイーサネットチップを搭載。下位モデルは10/100basr-TX対応チップとなる |
“i865PE/G”搭載製品は“i865PE”の「Photon PF1 Deluxe」「Photon PF1 Lite」、“i865G”の「Photon PF2 Deluxe」「Photon PF2」「Photon PF2 Lite」というバリエーションで、登場済みの「Photon PF1」とあわせ、これで両チップセットごとに上位/標準/低価格の3モデルずつというラインナップが完成した形。
いずれも拡張スロットはAGP×1、PCI×6、DIMM×4。その他オンボード機能の違い、各ショップでの価格は以下の通り。
製品名 | オンボードVGA | ICH | LAN | IEEE1394 | RAID |
---|---|---|---|---|---|
Photon PF1 Deluxe | × | “ICH5R” | ギガビット | ○ | ○ |
Photon PF1 | × | “ICH5” | ギガビット | ○ | × |
Photon PF1 Lite | × | “ICH5” | 10/100base-TX | × | × |
Photon PF2 Deluxe | ○ | “ICH5R” | ギガビット | ○ | ○ |
Photon PF2 | ○ | “ICH5” | ギガビット | ○ | × |
Photon PF2 Lite | ○ | “ICH5” | 10/100base-TX | × | × |
13日現在の価格
価格 | ショップ |
---|---|
ECS Photon PF1 Deluxe |
|
\16,980 | スーパーコム コムサテライト3号店 |
ECS Photon PF1 Lite |
|
\13,500 | コムサテライト3号店 |
ECS Photon PF2 Deluxe |
|
\18,350 | スーパーコム コムサテライト3号店 |
\19,470 | フェイス |
ECS Photon PF2 |
|
\15,700 | フェイス |
\15,780 | コムサテライト3号店 |
ECS Photon PF2 Lite |
|
\14,470 | フェイス |
\14,650 | コムサテライト3号店 |
「848P-A」 | 価格は1万円を切る |
“i848P”を搭載するのは「848P-A」。デュアルチャネルDDRには対応しないものの1万円を切る低価格が特徴で、DIMMスロットは2本のみ、オンボード機能は10/100base-TX対応イーサネットと6チャンネルオーディオのみと最低限。拡張スロットはAGP×1、PCI×5、CNR×1、DIMM×2。価格はコムサテライト3号店で9750円。
「KM400-M」。“KM400”チップセットを採用するむ | 「KM400-M」パッケージ |
最後は唯一のAthlonマザーボード「KM400-M」。チップセットは“KM400”となっており、組み合わされるSouth Bridgeは“VT8235”。マイクロATXフォームファクタを採用し、拡張スロットはAGP×1、PCI×3、DIMM×2。オンボード機能はこちらも同様に10/100base-TX対応イーサネットと6チャンネルオーディオとシンプル。価格はコムサテライト3号店で8380円、フェイスで8470円。
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