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マイクロソフト、“MSN”における安全で快適なインターネットコミュニケーションサービスの実現に向けた活動を発表

2003年09月12日 19時44分更新

文● 編集部 桑本美鈴

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マイクロソフト(株)は12日、同社が運営するインターネット総合情報サイト“MSN”において、より安全で快適なインターネットコミュニケーションサービスの実現に向けた活動を発表した。

まず、無料ウェブメールサービス“MSN Hotmail”においては、メールの仕分け機能や迷惑メール送信者を妨害する技術により、未承諾商業用電子メール(迷惑メール)からユーザーを保護するという。この対策により、MSN Hotmailサーバーが受信する全電子メールの約80%の迷惑メールをブロックできるほか、ユーザーのメールアドレスが迷惑メール送信者に知られないようにし、迷惑メール配信に利用される可能性のあるメールアカウントのリスト作成を困難にするとしている。

また、“MSNチャット”“MSNコミュニティ”“MSNメンバーディレクトリ”においては、未成年者向けの“キッズセーフティサイト”を開設するほか、“交際”情報の年齢制限エリアへの移動を推進し、18歳以上のみが参加可能となるようにしていくという。さらに、年齢制限外における“出会い”や“ロマンス”などのカテゴリーや、子供が多く集まるMSN運営ルームの廃止、問題のあるユーザー作成ルームへの厳しい対応にも取り組むとしている。“MSNメンバーディレクトリ”に関しては、MSNトップページからの誘導方法を変更すると同時に、“友達探し”を“ディレクトリ”“メンバーディレクトリ”といった表現に変えるという。同社は、未成年者に誤解を与えるカテゴリーの廃止や、問題のあるメッセージに対する注意喚起を強化するとしている。

そのほか、9月下旬からコミュニティーサービス“MSNパーソナルズ”に関する表示に“18歳以上の利用に限る”といったことを明記するとともに、未成年者の閲覧が多い時間帯は表示そのものを行なわない、また、10月1日より、インターネット異性紹介事業と認識されるバナー広告に対し“18歳以上の利用に限る”等の表示を行なうなど、各種ガイドラインを設定するとしている。

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