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マイクロソフト、企業向けインスタントメッセージングシステム『Microsoft Office Live Communications Server 2003』を発売

2003年09月11日 16時32分更新

文● 編集部 桑本美鈴

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マイクロソフト(株)は11日、“Microsoft Office System”の新製品として、企業向けインスタントメッセージングシステム『Microsoft Office Live Communications Server 2003』日本語版のボリュームライセンスの申し込み受付を11月4日に開始すると発表した。パッケージ製品は2004年1月下旬発売。

同製品は、インスタントメッセージ機能や音声通話機能、ビデオ会議機能を組み合わせた企業向けインスタントメッセージングシステム。SIP(Session Initiation Protocol)やSIMPLE(SIP for Instant Messaging and Presence Leveraging Extensions)といったプロトコルをサポートし、公衆交換電話網など既存の通信基盤との接続が可能。また、サーバー/クライアント間のメッセージ暗号化、KerberosやNTLMなどのセキュリティープロトコルによる認証、企業間のメッセージングにおけるTLS(Transport Layer Security)接続などに対応する。

さらに、Microsoft Office SystemやWindows SharePoint Services、SQL Server 2000 Notification Servicesと連携することで、Microsoft Office Systemの各アプリケーションや企業ポータル、業務アプリケーションと統合することも可能。

ボリュームライセンスの推定小売価格は、Microsoft Open License Business新規購入ライセンスが14万1000円、同ライセンス&ソフトウェアアシュアランスが19万4500円、Microsoft Open License Academic新規購入ライセンスが5万7500円、同ライセンス&ソフトウェアアシュアランスが7万9300円、Microsoft Select License(Level A)新規購入ライセンスが8万9200円、同ライセンス&ソフトウェアアシュアランスが14万円。

パッケージ製品の推定小売価格は17万円、アカデミック版が8万6800円。

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