ソニーマーケティング(株)は8日、“電子番組表(EPG)”や“おまかせ・まる録”などのTV録画機能を搭載したDVDレコーダーの新シリーズ“スゴ録”4機種を10月21日より順次発売すると発表した。価格はいずれもオープンプライス。
今回発表された“スゴ録”シリーズは、HDD搭載DVDレコーダー『RDR-HX10』と『RDR-HX8』、VHSビデオ一体型DVDレコーダー『RDR-VD6』、DVDレコーダー『RDR-GX5』の計4機種。記録可能なDVDディスクは、『RDR-HX10』『RDR-HX8』『RDR-GX5』がDVD-RW(Ver.1.1/Ver.1.1CPRM対応)、DVD-R(Ver.2.0)、DVD+RW。『RDR-VD6』がDVD-RW(Ver.1.1/Ver.1.1CPRM対応)とDVD-R(Ver.2.0)。
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| 『RDR-HX10』。本体に“アルミフロントパネル”を採用している |
『RDR-HX10』は250GBのHDDを、『RDR-HX8』は160GBのHDDを搭載しており、録画モードはHQ/HSP/SP/LP/EP/SLPの6種類から選択可能。各録画モードの記録時間は、4.7GBのディスクを基準にした場合、HQ：1時間、HSP：1.5時間、SP：2時間、LP：3時間、EP：4時間、SLP：6時間となっており、SLPモードの場合、『RDR-HX10』で最長約325時間、『RDR-HX8』で最長約204時間の録画が可能という。
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| 『RDR-HX8』。本体には“高光沢塗装”を施しているという |
また、両製品とも、時間帯やキーワード/ジャンルなどを設定するだけで、設定条件に合った番組を自動的に検索/録画できる“おまかせ・まる録”機能を搭載する。“電子番組表(EPG)”にも対応しており、地上波/アナログBS放送のTV番組表や番組詳細情報を自動受信し、予約録画が可能。さらに、“野球延長対応”機能により、野球やサッカー放送が延長した場合でも、電子番組表の番組詳細情報をもとに、その後放送される番組の予約を最大60分まで自動的に延長録画できる。
そのほか、HDDからDVD+RW/-RW/-Rディスクへ最大24倍速でダビングできる“高速ダビング”機能や、HDDとDVDの“双方向ダビング”機能を搭載する。HDDのHQ録画モードでは、DVDに記録可能な映像最大転送レートの約1.5倍(約15Mbps)で録画可能な“HQ+モード”も選択できる。また、市販のDVDソフト制作に用いられる2パスエンコード技術を応用した“ダイナミックVBRダビング”により、高画質でDVDにダビング/保存が可能。
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| 『RDR-VD6』。従来のAV機器と調和しやすいデザインを踏襲したという |
『RDR-VD6』は、VHSビデオ一体型DVDレコーダーで、VHSとDVDの双方向ダビング機能を搭載する。また、本体前面にデジタルビデオカメラ用i.LINK入出力端子を装備しており、デジタルビデオカメラで撮影した映像をDVDへ録画できる。また、リモコンでデジタルビデオカメラの再生/一時停止/停止/早送り/巻き戻し/スロー再生といった操作が可能。『RDR-GX5』は、電子番組表(EPG)に対応し、“追いかけ再生”機能や“同時録画再生”機能を搭載したDVDレコーダー。
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| 『RDR-GX5』。『RDR-HX8』と同様に“高光沢塗装”を施している |
『RDR-HX10』『RDR-HX8』『RDR-GX5』の入力端子は、S映像：3系統、コンポジット映像：3系統、ステレオ音声：3系統、出力端子はコンポーネント映像：ピン1系統/D2端子1系統、S映像：2系統、コンポジット映像：2系統、ステレオ音声：1系統、光デジタル音声：1系統、同軸デジタル音声1系統(『RDR-HX10』『RDR-HX8』のみ)。『RDR-VD6』の入力端子はS映像：2系統、コンポジット映像：2系統、ステレオ音声：2系統、出力端子はコンポーネント映像：D2端子1系統、S映像：1系統、コンポジット映像：1系統、ステレオ音声：1系統、光デジタル音声：1系統。
本体サイズと重量は、『RDR-HX10』が幅430×奥行き345×高さ89mm/6kg、『RDR-HX8』が幅430×奥行き345×高さ85mm/5.7kg、『RDR-VD6』が幅430×奥行き354×高さ100mm/6.3kg、『RDR-GX5』が幅430×奥行き345×高さ85mm/5kg。発売日と推定小売価格は、『RDR-HX10』が11月21日発売で15万円前後、『RDR-HX8』が11月21日発売で10万円前後、『RDR-VD6』が10月21日発売で7万5000円前後、『RDR-GX5』が11月21日発売で6万円前後。
