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プラネックスコミュニケーションズ、IEEE 802.11a/b/g無線LANカード『GW-NS54AG』とPoE対応の無線AP『GW-AP54AG』を発売

2003年09月05日 21時49分更新

文● 編集部

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プラネックスコミュニケーションズ(株)は5日、3種類の無線LAN規格“IEEE 802.11a/b/g”に対応した無線LAN製品として、無線LAN PCカード『GW-NS54AG』と、PoE(Power over Ethernet)に対応した無線LANアクセスポイント『GW-AP54AG』の2製品を発表した。『GW-NS54AG』を9月中旬、『GW-AP54AG』を10月中旬に発売する。価格はオープン。直販サイト“PCI Direct”での販売価格は、『GW-NS54AG』が7800円、『GW-AP54AG』が3万9800円。

『GW-NS54AG』『GW-NS54AG』

『GW-NS54AG』は、IEEE 802.11a/b/gに対応した無線LAN PCカード(Type II、CardBus対応)。通信モードはインフラストラクチャー/アドホックモードに対応し、セキュリティー機能は152bit/128bit/64bit WEPをサポートする。米Atheros Communications社の無線LANチップを搭載しており、同社独自の高速化技術“SuperA/G”に対応する予定という。SuperA/Gは、オーバーヘッドの低減、データ転送の最適化、データ圧縮などにより、実効スループットを40Mbps以上(環境により異なる)に高速化する技術(対応時期と対応方法は順次アナウンスする)。消費電力は1.65W(3.3V)。本体サイズは幅54×奥行き110×高さ5mm、重量は45g。ダイバーシティーアンテナを内蔵する。対応OSはWindows 98 SE/Me/2000/XP。

『GW-AP54AG』
『GW-AP54AG』

『GW-AP54AG』は、IEEE 802.11a/b/gに対応した無線LANアクセスポイントで、“IEEE 802.3af”準拠のPoE(Power over Ethernet)受電機能に対応しているのが特徴。通信モードはインフラストラクチャーモードに対応し、ローミング機能も利用できる。無線LANのセキュリティー機能は、152bit/128bit/64bit WEP、IEEE 802.1x(EAP-TLS、MD5)、MACアドレスフィルタリング、ESS IDステルスをサポートしており、WPA(Wi-Fi Protected Access)にも対応する予定。また、『GW-NS54AG』同様、米Atheros Communicationsのチップセットを搭載しており、“SuperA/G”に対応する予定。SNMPにも対応するほか、各種設定もウェブブラウザーから行なえる。有線LANインターフェースは10/100BASE-TX×1。電源は、PoE給電に対応したスイッチなどの有線LAN機器からEthernet経由で受電できるほか、PoEに対応していない場合は付属のACアダプターを利用できる。消費電力は最大8.5W。本体サイズは幅221×奥行き136.5×高さ38.5mm、重量は約550g。デュアルダイポールアンテナを搭載する。対応機種はPC/AT互換機。対応OSはWindows 98 SE/Me/2000/XP。LANケーブル(長さ1m)、PoEアダプター、電源ケーブル(ACアダプター/ACケーブル)が付属する。

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