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アライドテレシス、最大20Gbpsで最長80kmの通信が可能な8ch WDM『CentreCOM WD1008L』の出荷を開始

2003年09月02日 22時38分更新

文● 編集部

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アライドテレシス(株)は2日、8本のGigabit Ethernet(GbE)を1本のシングルモード光ファイバーで80kmまで延伸できるWDM(Wavelength Division Multiplexing/波長多重化)装置『CentreCOM WD1008L』の出荷を10日に開始すると発表した。価格は390万円で、受注生産となる。

『CentreCOM WD1008L』
『CentreCOM WD1008L』

『CentreCOM WD1008L』は、8チャンネルのGigabit Ethernet(GbE)を2芯のシングルモードの光ファイバー1本で多重伝送するWDM装置。ローカルポートにはホットスワップ対応のGBICスロット×8を利用し、最長550mの通信が可能な1000BASE-SXモジュール『AT-G8SX』、最長5kmの1000BASE-LX『AT-G8LX』、最長90kmの長距離用1000Mbps GBIC(ZX-GBIC)『AT-G9ZX』を装着できる。リモートポートはWDMポート×2。電源はAC100V、またはDC-48Vで、オプションで冗長化にも対応。ホットスワップが可能で、本体前面から交換できる。ファンもモジュール化されており、ホットスワップに対応する。本体サイズは幅441×奥行き307×高さ88mm、重量は8.29kg。19インチラックマウントキットが付属する。

ラインアップは、AC100V電源の『CentreCOM WD1008L-10』とDC-48V電源の『CentreCOM WD1008L-80』の2モデル。オプションとして、運用状況をリモート管理するためのマネージメントモジュール『CentreCOM AT-WDM02』(価格は8万円)、リダンダント電源『CentreCOM AT-WDRPS-10』(AC100V対応、15万円)、『CentreCOM AT-WDRPS-80』(DC-48V対応、15万円)、スペアファンモジュール『CentreCOM AT-WDFAN01』(5万5000円)を同時に発売する。

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