デルコンピュータ(株)は25日、サーバーとストレージ、基本支援サービスを組み合わせたクラスタリングパッケージ“PowerEdge(パワーエッジ) SE”として、SCSIストレージを採用した小/中規模システム向けの『PowerEdge SE-500』と、Fibre Channelストレージを採用した大容量システム向けの『PowerEdge FE-400』の2製品を発表した。同日付けで受注を開始する。
『PowerEdge SE-500』は、2台のPowerEdgeサーバー(PowerEdge 1750/2650/6650から選択)と、最大14台のHDDを搭載できるSCSIストレージの『PowerVault(パワーボールト) 220』を利用するパッケージ。OSには、Windows Server 2003, Enterprise EditionやWindows 2000 Advanced Serverなどを選択できる。導入支援サービスには、導入前の事前コンサルティング、導入作業(ハードウェアの設置、各種設定、ソフトウェアのインストールなど)、クラスターサービスの設定、システムテストが標準で含まれる。価格は約270万円から。
『PowerEdge FE-400』は、2台のPowerEdgeサーバーとFibre Channelストレージ“Dell│EMC”を利用するパッケージで、OSにWindows Server 2003, Enterprise Editionを利用できる。
同社は併せて、エンタープライズソリューションのウェブサイト“Dell Scalable Enterprise Computing”を開設したことも発表した。