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NEC、15インチのSoundVu対応液晶ディスプレーセットモデルなど、VALUESTAR秋モデルを発表

2003年09月26日 05時13分更新

文● 編集部 佐久間康仁

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日本電気(株)とNECパーソナルプロダクツ(株)は25日、デスクトップパソコン“VALUESTAR”の2003年秋モデル新製品として、6シリーズ14製品を10月上旬に発売すると発表した。価格はすべてオープンプライス。ファミリー3シリーズ6製品と、パーソナル3シリーズ8製品で、全機種“リサイクルPC対応”、“Office Personal Edition 2003プレインストール”の追加、“SoundVu対応”製品の拡充、などが共通する特徴となっている。なお、同時に発表されたノートパソコン“LaVie”のニュースはこちらを参照いただきたい。

“SoundVu”は、液晶ディスプレーの前面パネルを振動させることで、通常のスピーカーユニットを搭載することなくステレオ音声出力を実現する機能。今回の新製品では振動ユニット(エキサイター)を小型化することで、17インチワイドのほか1280×1024ドット(SXGA)表示の17インチタイプとXGA表示の15インチタイプのSoundVu対応液晶ディスプレーをセットにしたモデルが、ファミリー(全製品)とパーソナル(5製品)に用意された。

水冷デスクトップ“VZ”がSoundVu対応に!
――ファミリーシリーズ

『VF900/7D』
『VF900/7D』

真白い(スノーホワイトの)スリムデスクトップに白い辺縁部を持つSoundVu対応液晶ディスプレーをセットにした“VALUESTAR Fシリーズ”は、ハードウェアMPEG-2エンコード機能付きTV視聴/録画機能を持ち(SmartVisionを標準搭載)、DVDマルチプラスドライブ(DVD-RAM/R/RW&DVD+RW/+R対応、上位2製品『VF900/7D』『VF700/7D』)もしくはDVDマルチドライブ(DVD-RAM/R/RW対応、最下位製品『VF500/6D』)を内蔵。1ボタンでOS(Windows XP Home Edition SP1)のユーザー切り替えが行なえる“ファミリーボタン”を備え、家庭での多人数利用向け機能が用意されている。付属の液晶ディスプレーは、上位2製品が最大1280×768ドット表示の17インチワイド、最下位製品はXGA表示の15インチタイプとなる(どちらもデジタル接続)。

主なスペックは、CPUにPentium 4-2.66GHz(最上位機)もしくはCeleron-2.40GHz、メモリーはPC2700対応DDR SDRAM512MB搭載し、最大1GBに増設可能。チップセットは台湾Silicon Integrated Systems社のSiS651/SiS962Lで、グラフィックスアクセラレーターはチップセット内蔵機能を利用する(ビデオメモリーはメインメモリーから最大64MB使用)。HDDは約160GB(上位2製品)もしくは約120GBで、録画可能時間は最長で約134時間50分もしくは約96時間30分。

拡張スロットはPCI×2、PCカード TypeII×2(もしくはTypeIII×1、CardBus対応)。インターフェースはUSB 2.0×6(本体に3つと液晶ディスプレーに3つ、最下位機種は液晶ディスプレーに4つあり合計7ポート装備)/IEEE 1394×2/パラレル/DVI-I/PS/2×2/オーディオ入出力(光デジタルオーディオ端子を含む)/ビデオ入力(S-VIDEO×1、コンポジット×1)。通信機能は10/100BASE-TX対応EthernetとK56flex/V.90準拠の56kbpsファクスモデムを搭載する。

本体サイズと重量は、幅97(スタビライザー設置時は186)×奥行き355×高さ325mm/約8.3kg。液晶ディスプレーのサイズと重量は、17インチワイドタイプが幅483×奥行き207×高さ352mm/約8.1kg、15インチタイプが幅411×奥行き194×高さ343mm/約5.9kg。編集部による予想実売価格は、最上位機種VF900/7Dが20万円台後半、VF700/7Dが20万円台半ば、VF500/6Dは20万円前後。

『VS700/7D』
『VS700/7D』

SoundVu対応17インチワイド液晶ディスプレー一体型の“VALUESTAR FSシリーズ”は、液晶ディスプレーの辺縁部とキーボードを白に変更し、CPUを高速化した2製品(上位機種『VS700/7D』下位機種『VS500/7D』)をラインナップする。

CPUはPentium 4-2.66GHzもしくはCeleron-2.40GHz、メインメモリーはPC2700対応DDR SDRAM256MB(最大1GB)、HDDは約160GB搭載する。チップセットはSiS651/SiS962Lで、グラフィックスアクセラレーターはチップセット内蔵機能を利用する(メインメモリーのうち最大64MBを共有)。光ドライブはスロットインタイプのDVDマルチドライブで、従来同様ハードウェアMPEG-2エンコード機能付きTVチューナーカード(SmartVision)を標準搭載する。録画可能時間は最長約136時間。

通信機能は10/100BASE-TX対応Ethernet機能とV.90準拠の56kbpsファクスモデム。拡張スロットはPCカード TypeII×2(CardBus対応)とSDメモリーカードスロットを装備。インターフェースはUSB 2.0×4/IEEE 1394×1/ビデオ入力(S-VIDEO×1、コンポジット×1)/オーディオ入出力(光デジタルを含む)。本体サイズと重量は、幅516×奥行き193×高さ382mm/約12kg。編集部による予想実売価格は、上位機種VS700/7Dが20万円台半ば、VS500/7Dが20万円台前半。

『VZ700/7F』
『VZ700/7F』

水冷デスクトップパソコンとして注目を集めた“VALUESTAR FZ”の新製品は、17インチSXGA表示でSoundVu対応の液晶ディスプレーをセットにした『VZ700/7F』1機種。光ドライブがDVD-RAM/R/RW&DVD+RW/+Rに対応したDVDプラスマルチドライブ(DVD-RAM3倍速/DVD±R4倍速/DVD-RW2倍速/DVD+RW2.4倍速)に、グラフィックスアクセラレーターがカナダATIテクノロジーズ社のRADEON 9600SE(AGPカード)に変更・強化されたほか、メモリースティック Pro(パラレル転送)にも対応している。

主なスペックは、CPUにHTテクノロジ対応Pentium 4-2.60CGHz、メインメモリーはPC2700対応DDR SDRAM512MB(最大2GB)、HDDは約160GB搭載する。チップセットはIntel 865Gを採用。通信機能は10/100/1000BASE-T対応Ethernet(ネットワーク専用ポートCSAで接続)と、K56flex/V.90準拠の56kbpsモデムを内蔵。

TV視聴&ハードウェアMPEG-2エンコード機能を実現するSmartVisionを標準搭載し、HDDに最大約137時間記録可能。拡張スロットはAGP×1(空き0)/PCI×3(空き2)/PCカード Type II×2(Type III×1、CardBus対応)/SDメモリーカード/メモリースティック Pro。インターフェースはUSB 2.0×9(本体5、液晶ディスプレー4)/IEEE 1394×2/シリアル/パラレル/DVI-I/PS/2×2/ビデオ入出力/オーディオ入出力(光デジタル含む)、など。

本体サイズと重量は、幅194×奥行き392(ラジエータ部込みでは450)×高さ390mm/約16kg。液晶ディスプレーのサイズと重量は、幅440×奥行き194×高さ389mm/約7.3kg。編集部による予想実売価格は20万円台後半。

DVDマルチプラス/DVDマルチドライブ搭載モデルを拡充
――パーソナルシリーズ

『VT970/7D』
『VT970/7D』

シルバーとブラックのストライプ柄のスリムデスクトップ筐体を採用する“VALUESTAR Tシリーズ”は、同社でBS/CSチューナーを内蔵する上位機種『VT970/7D』と、新たに下位機種でもTVチューナー内蔵17インチワイド液晶ディスプレーが付属する『VT700/7D』の2モデル構成。両機種ともDVDマルチプラスドライブを内蔵し、10/100/1000BASE-T対応のEthernetポートを装備。グラフィックスアクセラレーターはRADEON 9600SEに変更された。

主なスペックは、CPUにHTテクノロジ対応Pentium 4-3.20GHzもしくは同-2.60CGHz、メインメモリーはPC2700対応DDR SDRAM512MB、下位機種は同256MBで最大2GBまで増設可能。チップセットはIntel 865Gを採用。HDDは上位機種が約300GB、下位機種は約160GB搭載し、標準搭載のハードウェアMPEG-2エンコード機能付きTVチューナーカード(SmartVision)での録画可能時間はそれぞれ約278時間20分、約136時間。さらに上位機種ではBSデジタル/110度CSデジタルの映像を約46時間30分(12Mbpsの標準放送)、ラジオやデータ放送(2.2Mbps)を約254時間40分記録できる。

拡張スロットはAGP×1(空き0)/PCI×2(空き0、下位機種は空き1)/PCカード Type II×2(Type III×1、CardBus対応)/SDメモリーカード/メモリースティック Pro。インターフェースはUSB 2.0×8(本体5、液晶ディスプレー3)/IEEE 1394×2/パラレル/DVI-I/PS/2×2/ビデオ入出力(下位機種は入力のみ)/オーディオ入出力(光デジタル含む)、など。

本体サイズと重量は、幅115×奥行き373×高さ382mm/約11kg。液晶ディスプレーのサイズと重量は、幅483×奥行き207×高さ352mm/約8.3kg。編集部による予想実売価格は、上位機種VT970/7Dが40万円台半ば、VT700/7Dが30万円台前半。

『VC500/7D』
『VC500/7D』

VALUESTAR Tと同じの筐体ながら、TV関連機能を省略した“VALUESTAR Cシリーズ”は17インチSXGA液晶ディスプレーが付属する『VC500/7D』1機種のみ。従来機種に比べて、光ドライブはDVDマルチドライブに、グラフィックスアクセラレーターはRADEON 9600SEに強化されている。

TV関連機能を除く本体のスペックはVT700/7Dと同等。液晶ディスプレーのサイズと重量は、幅398×奥行き209×高さ403mm/約6.0kg。編集部による予想実売価格は20万円台半ば。

『VL700/7D』 『VL570/7D』
『VL700/7D』『VL570/7D』。どちらもSoundVu対応液晶ディスプレーが付属する

“VALUESTAR Lシリーズ”は、Pentium 4/CeleronにSiS651/SiS962Lチップセットを組み合わせた3モデル(最上位機種『VL700/7D』『VL570/7D』『VL350/7D』)と、Athlon XPにnForce2 IGPチップセットを組み合わせた2モデル(『VL47E/7D』および最下位機種『VL20E/7D』)の5製品をラインナップ。いずれもチップセット内蔵のグラフィックスアクセラレーター機能を利用し、前3モデルはSoundVu対応液晶ディスプレー(最上位機種のみTVチューナー内蔵液晶ディスプレー)、後2モデルは通常の液晶ディスプレーが付属する。

Intel CPUを搭載した3モデルのうち上位2モデルは、SmartVisionによるハードウェアMPEG-2エンコード&TV視聴機能を搭載し、DVDマルチプラス(最上位機種)もしくはDVDマルチドライブを内蔵する(VL350/7DはDVD-R/RWドライブ)。CPUはPentium 4-2.66GHz(最上位機種)またはCeleron-2.40GHz(下位2機種)、メモリーはPC2700対応DDR SDRAM256MB(最大1GB)、HDDは上位2モデルが約160GB(最長録画可能時間は約136時間)、VL350/7Dは約120GBを搭載する。

拡張スロットはPCI×2(空き1)/PCカード Type II×2(Type III×1、CardBus対応)。インターフェースはUSB 2.0×6(本体3、液晶ディスプレー3)/IEEE 1394×2/パラレル/DVI-I/PS/2×2/オーディオ入出力(光デジタル含む)、TV視聴機能を持つ上位2モデルのみビデオ入力(S-VIDEO×1、コンポジット×1)、など。

『VL47E/7D』
『VL47E/7D』

一方、Athlon XP搭載の2モデルは、CPUにAthlon XP 2500+もしくは同 2200+(最下位機種)、メモリーはPC2700対応DDR SDRAM256MB(最大1GB)で、HDDは上位モデルが約160GB、下位は約120GB。光ドライブは上位モデルがDVDマルチドライブ、下位モデルはCD-R/RW&DVD-ROM対応コンボドライブを搭載する。

本体サイズと重量は、幅97×奥行き355×高さ325mm/約8.7kg(VL350/7Dのみ約8.5kg)。液晶ディスプレーのサイズと重量は、最上位機に付属するTVチューナー内蔵のSoundVu対応17インチワイド液晶ディスプレーが幅483×奥行き207×高さ352mm/約8.3kg、VL570/7Dは17インチSXGA表示のSoundVu対応液晶ディスプレーで幅440×奥行き194×高さ389mm/約7.3kg。VL350/7Dは15インチXGA表示のSoundVu対応液晶ディスプレーが付属し、サイズと重量は幅411×奥行き194×高さ343mm/約5.9kg。VL47E/7Dは17インチのSXGA表示液晶ディスプレーで、幅398×奥行き209×高さ403mm/約6.0kg。VL20E/7Dは15インチXGA表示液晶ディスプレーで、幅362×奥行き173×高さ358mm/約4.1kg。編集部による予想実売価格は、最上位機種からそれぞれ20万円台後半、20万円台前半、10万円台後半、20万円台前半、10万円代 台やや後半。

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