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ソニー、回転レンズ搭載のデジタルカメラ“サイバーショットU”『DSC-U50』を9月19日に発売

2003年08月19日 19時41分更新

文● 編集部 佐久間康仁

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ソニーマーケティング(株)は19日、小型軽量なデジタルカメラ“サイバーショットU(Cyber-shot U)シリーズ”の新製品として、有効200万画素のSuper HAD CCDと前後に回転するスイバル機構付きレンズを搭載した『DSC-U50』を9月19日に発売すると発表した。価格はオープンプライスで、編集部による予想実売価格は3万円前後。本体カラーはシルバー/ブラック/オレンジの3種類。

『DSC-U50』(シルバー)
『DSC-U50』(シルバー)

DSC-U50は、記録メディアにメモリースティックの約1/3サイズという“メモリースティック デュオ”(8MBメディアを1枚同梱)を採用し、本体の小型・薄型化を実現したという。より高容量の“メモリースティックPRO デュオ”にも対応する。レンズ部は前方に120度、後方に90度回転可能。レンズは単焦点AFで焦点距離はf=5mm(35mmフィルムカメラ換算時:33mm相当)、レンズの明るさを示すF値は2.8。合焦距離は10cm以上。

撮像素子は1/2.7インチ総211万(有効200万)画素のプログレッシブスキャンSuper HAD CCDを採用。静止画の記録解像度は最大1632×1224ドットで、ファイル形式はJPEG。動画撮影は、320×240ドット/MPEG-1形式(音声なし)での記録が可能。

『DSC-U50』(ブラック) 『DSC-U50』(オレンジ)
『DSC-U50』(ブラック)『DSC-U50』(オレンジ)

背面には反射/透過(バックライト付き)両対応のハイブリッド液晶ディスプレー(1.0インチ)を搭載し、光学ファインダーは持たない。撮影時に、夜景/イルミネーションスナップ/ビビッドネイチャーなど5種類の設定から選べるシーンセレクト機能を持ち、再生時には中央を2.5倍/5倍に拡大表示する機能を備える。

電源は単4電池2本(ニッケル水素充電池2本を同梱、アルカリ乾電池対応)で、付属充電池を使った場合の撮影時間/枚数は約80分/約160枚(液晶画面オン、フラッシュは2回に1回発光し、10回撮影ごとに1回電源のオンオフを繰り返し、30秒に1回のペースで撮影した場合の同社計測値)。インターフェースはUSB端子のみで、対応プリンターに直接接続して印刷が可能な統一規格“PictBridge(ピクトブリッジ)”に対応する。

本体サイズと重量は、幅約99.9×奥行き24.9×高さ40.5mm/約98g。

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