(株)コレガは12日、ブロードバンドルーター『corega BAR Pro3』の販売を8月下旬に開始すると発表した。同製品は、2001年11月に発表した“BAR Pro”シリーズの最新モデルで、今年の2月に発表した現行の『corega BAR Pro2』の後継モデルに相当する。実効スループットが20%向上したほか(FTP測定値:55Mbps)、PPPoEのマルチセッションに対応したのが特徴。価格は5530円。
『corega BAR Pro3』 |
『corega BAR Pro3』(CG-BARPRO3)は、現行モデルと同様に、DoS攻撃検出やSPI(ステートフルパケットインスペクション)、パケットフィルタリング(IP、ポート)などのセキュリティー機能を搭載するとともに、VPNパススルー(IPsec、PPTP)にも対応。UPnP、Unnumbered IP、ダイナミックDNS、DMZ、バーチャルサーバーもサポートする。各種設定はウェブブラウザー(IE 5.0以上)で行なえ、インターネット接続の設定を行なうためのクイック設定ガイドも付属する。
インターフェースは、WANポートが10/100BASE-TX×1、LANポートが10/100BASE-TX×4で、スイッチングHub機能を搭載する。WAN/LANポートはAuto MDI/MDI-Xに対応する。電源はAC100VでACアダプター(DC5V出力)を利用し、消費電力は最大4W。本体サイズは幅177×奥行き103×高さ34mm、重量は266g。設定を初期化できるリセットスイッチも搭載する。製品にはLANケーブル(ストレート、1本)、マグネット(2個)が同梱される。