神戸市、西日本電信電話(株)、(株)ケイ・オプティコムは31日、神戸の地域活性化を目的として、“(仮称)神戸IX運営会社”を設立することで基本合意したと発表した。今後、設立準備組合を発足し、ほかの関係企業にも参画を呼びかけ、具体的な設立準備を進める。
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これは、都市情報化戦略“KIMEC(神戸国際マルチメディア文化都市)構想”の課題となっている、地域IX(インターネット・エクスチェンジ)の整備を進めたい神戸市が、地域IXを事業化するにあたってNTT西日本とケイ・オプティコムに中核的な役割を担うように要請し、3者間で基本的な枠組みについて合意したことによるもの。新会社は、“高品質で安価な高度情報通信基盤の整備”と、その基盤を利用する“地域コンテンツの開発・提供”などに民間主導で取り組むとしており、神戸市も出資は行なわない。
新会社は10月に設立の予定で、資本金は未定(1億5000万円程度を想定)。本社は神戸市中央区内に置く予定で、代表者は未定。