マイクロソフト、Macintosh用エミュレーションソフト『Microsoft Virtual PC for Mac Version 6.1』を発売

マイクロソフト(株)は29日、Macintosh用エミュレーションソフト『Microsoft Virtual PC for Mac Version 6.1』を8月29日に発売すると発表した。

	『Microsoft Virtual PC for Mac Version 6.1 日本語版』のパッケージ

同製品は、今年2月に米マイクロソフト社が米Connectix社からVirtual PC製品群を買収したことに伴い、初めてマイクロソフト製品として販売するもので、Macintosh上で仮想のPC環境(バーチャルマシン)を実現し、Windows OSやWindows対応アプリケーションを利用できるエミュレーションソフト。Connectixブランドであった既存の『Virtual PC for Mac Version 6』発売以降に提供された2種類のアップデートの内容を含んだ最新バージョンとなる。同製品より、技術サポートやアップデートなどのサポートに関してもマイクロソフトが行なう。

『Microsoft Virtual PC for Mac Version 6.1 日本語版』の画面

製品ラインナップは、通常版の『Microsoft Virtual PC for Mac Version 6.1 日本語版』、既存のVirtual PC for Mac 5.0ユーザー向けのアップグレード版『Microsoft Virtual PC for Mac Version 6.1 日本語版 バージョンアップグレード版』、Windows XP Home Editionを同梱した『Microsoft Virtual PC for Mac Version 6.1 with Windows XP Home Edition 日本語版』、Windows XP Professionalを同梱した『Microsoft Virtual PC for Mac Version 6.1 with Windows XP Professional 日本語版』、Windows 2000 Professionalを同梱した『Microsoft Virtual PC for Mac Version 6.1 with Windows 2000 Professional 日本語版』の5製品が用意される。

対応OSは、Mac OS 9.2.2、またはMac OS X 10.2.1 以降。価格はいずれもオープンプライス。推定小売価格は、通常版が1万5800円、アップグレード版が1万800円、Windows XP Home Edition同梱版が2万6800円、Windows XP Professional同梱版が2万9800円、Windows 2000 Professional同梱版が2万9800円。

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