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NTT東日本/西日本、IP電話対応ADSLモデムの不具合と対応を発表

2003年07月24日 00時00分更新

文● 編集部

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東日本電信電話(株)と西日本電信電話(株)は24日、IP電話に対応したADSLモデム『ADSLモデム-MNV(レンタル/お買い上げ)』、『ADSLモデム-MV(レンタル/お買い上げ)』の2機種について、着信時の処理に不具合があり、ネットワークサービスが正常に利用できない場合があることを発表した。

『ADSLモデム-MNV』 『ADSLモデム-MV』
『ADSLモデム-MNV』『ADSLモデム-MV』(NTT西日本のみ)

発生する事象は、“ナンバー・ディスプレイ”で、一般電話回線からの着信時に発信者番号が表示されない場合がある、“ダイヤルイン”で、モデムダイヤルイン着信時にダイヤルイン番号の識別ができないため、正常に動作しない場合がある、“Lモード”で、メッセージ到着お知らせ機能を利用しているとメールの着信が表示されない場合がある、の3種類で、インターネット接続や、一般電話/IP電話の通話には支障がないという。

原因は、着信時に、“情報端末起動信号(CAR)を正常に受信できない”“一般電話回線の極性(L1、L2)が逆転している場合に、正常に処理できない”ため。ADSLモデム-MNVでは、修正ファームウェアを提供し、それで事象が解消されない場合はADSLスプリッターと接続する電話機コードをクロスケーブルに交換する。ADSLモデム-MVでは、ADSLスプリッターと接続する電話機コードをクロスケーブルに交換する。

ユーザーに対しては、7月下旬から順次個別訪問などにより発生する可能性のある事象を説明するとしており、不具合により、対象となるネットワークサービスを利用できなかった場合は、その期間に応じた料金の返還などの対応をとるという。

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